2006/07/14

どんぱち

 フランス人の宇宙飛行士は、地球の外で仕事をするなら、7月14日に働きたいそうである。
7月14日に、宇宙から地球を見ると、フランスの各地でどんぱちと花火があがって、きれいなんだそうだ。7月14日は革命の記念日で、日本語ではなぜか《パリ祭》と呼ばれている。
 7月14日には全国各地で、午前中はパレード、午後はガーデン・パーティー、夜は花火大会と決まっている。一年の予算の大半を、この日に捧げている市町村も多い。
 カルモーは8月の終わりに《サン・ブノワ》という聖人のお祭りがあって、その時に一年の予算の大半を掛けているので、14日に花火大会はない。

 従兄と友達がほぼ同時にフランスにやって来るので、8月の前半10人の大所帯になる。子どもが全部で5人になる。毎日泊まるところ、移動、見たいもの、連れて行きたいところ。。。頭を悩ませている。家は指宿の実家よりも大きいのだが、畳がないからベッドが必要。タイル張りのところにゴザなんか敷いて眠れない。友達はうちに、従兄の家族は民宿へ行ってもらうことにした。
 義父母が泊まった民宿は、うるさく、ちょっと見た目より不潔で、従兄を泊まらせない方がいいとアドバイスを受けたので、改めてインターネットと電話帳とガイドブックで探し直す。

 うちから車で10分の田舎に、民宿を見つけた。訪ねて行って部屋も見た。普通のおばさんがやっている、普通の家の一部屋だ。ちょっとせまッ苦しいかも。子どもたち大きくなりすぎていたら、どうしよう。

 家族でフランス旅行ができるなんて、うらやましいかぎり。いい所をいっぱい見て、お土産をたくさんもって帰って欲しい。この夏はどこにも行かないと思っていたけど、みんなのおかげで観光できるので、ラッキーだ。
10人家族っていうものを想像できないので、ちょっと恐い。

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