2007/10/28

冬時間

 夏時間と冬時間がやって来るたびに、いちおうこれを日記ネタにしているので、おなじみの人は「またか」と思ってしまうだろう。
   また だ!
 冬時間が来てしまった。朝9時半に目が覚めた。
じつは散歩に行きたくってしょーがないボボの叫びに起こされた。時計なんか読めないボボにとっては、腹時計が助け。
「9時半まで寝やがって!メシはどーしたんだよおー。早くおしっこ連れて行っておくれよお〜」の叫びだった。
9時半まで寝ちゃったなーと反省しながら台所に行くと、電子レンジの時計が8時半だった。でも、台所の時計は9時半。廊下の時計は8時半で、入り口に投げ出してある、わたしの腕時計は9時半。でも、JPの腕時計は8時半。
 もーわけわかんないので、ラジオをつける。

「アーシュ・ド・ゾエ」というアソシエーションが、ダルフールの孤児たち100人をフランスに連れて来ようとした一連の事件について、まだ報道していた。先日から、かなり気になっている事件だ。
 「アーシュ・ド・ノエ」と言えば、「ノアの方舟」ということで、この「ゾエの方舟」と名付けられたアソシエーションは、戦争や紛争で孤児となった子どもたちを助けるんでっす!というキャッチフレーズのONGなのだそうだ。パリの空港で「ステイ先」あるいは「養子先」となる予定のフランス人カップルや、家族が待ち構える様子をテレビで見た。
「2000ユーロ払ったんだから、子どもを早く渡して欲しい」とか、「恵まれない子どもを養子にして、自分の子どもと一緒に平等に育てている。養子には慣れてる」というような人たちのインタビューを聞いた。でもチャド政府は、その100人の子どもたちのほとんどに、肉親がおり、たとえ両親はなくても「孤児」ではないことや、養子縁組の手続きや、政府への報告がなされていないなど、「大量誘拐だ」として、「ゾエの方舟」の現地責任者などが逮捕されたらしい。たくさんの人がうさんくさいアソシエーションだと言っている一方で、「紛争で苦しんでいる子ども、食べるものもなく、面倒を見る大人もないんだから、自分たちが引き取って世話して、なにが悪い。見放せない!」と叫ぶ人たちもいる。でも、2000ユーロ払えば、だれでも引き取れるとなったら、犯罪のために売られる子どももいるかもしれないと思うじゃないの、そんなこと、考えるだけでも恐ろしい。

 その他、土曜日から秋休みだというのに、空港ではスチュワーデスやパイロットがストをやっているらしい。この時期に飛行機が飛ばなかったり、大幅に遅れたりというのは、大変だろうなあ。

 サッカーの試合、お天気。。。そして時刻は。。。

なんだ、そうだったのか、冬時間になったのだ。
もっと寝ればよかった。
でも、ボボの腹時計は、電子レンジのタイマーのようにはいかない。
そして、子どもたちも11時には「お腹減った〜」と言って台所に降りてくる。
今日の11時は昨日までの12時なんだから仕方ない。

 お昼は早く食べて秋空のもとへ、レッツ・ゴー。わたしはサイクリング、ノエミはローラースケート、ゾエも二輪車に乗れるようになった。日本から送った船便の小包が一ヶ月以上たってやっと届いたので、その中に入っていたお菓子を食べたり、おもちゃを組み立てたりしていたら、暗くなってきた。夕飯を作らねば。。。
 と、思ったらまだ5時。
昨日の6時は今日の5時なんだから、外が暗いのも仕方ない。でも、ノエミが学校から戻る時間は真っ暗になるというわけだ。
今週は秋休みなので、冬時間に身体を慣れさせるように、ちゃんと時計通りに暮らさねばならない。

 子どもたちは8時には目をしょぼしょぼさせていた。いつも苦労して9時に寝かせるけど、今日の9時は昨日の10時だから、その時間まで起きていられないんじゃないかな〜と期待していたのに、「明日学校はないんだから〜」とノエミがしつこく言って、ゾエの目を冷ますようなことを率先してやり、日本から届いた、音の出る平仮名練習帳で、しつこく平仮名のお勉強に取り組み、ちゃんと今日の時間の9時に寝た。ノエミの目覚まし時計はまだ針を合わせていないので、10時になっている。

 明日は「時計の針を合わせたよ」と言って嘘をついて、昨日までの時間にしておこうかな?「ほら、もう9時だよ」と言って時計を見せて、8時には寝てもらうという魂胆。
 が、しかし、5歳には通用しても、10歳には通用しないのだア〜〜。
理論のわかる歳になると、困るよねえ〜。

 あしたの朝もまた、ボボに1時間早く起こされるに決まっているので、早く寝ようっと。。。

2007/10/24

高校メーカー

 ミクシィというソーシャルなんとかというサイトに参加している。
「みの」さんで。
そこでも日記や写真を公開している。
ミクシィで《マイミク》さんのおぼうさまから、「高校メーカー」なるものを紹介されたので、さっそく行ってみた。
寒いので家でヒマしてる。

《名前を入れただけで性格判断》とか《血液で性格がわかる》とか、そういうのはインチキくさいと思ってるのだけれども、気になって行ってみた。
これ
http://maker.usoko.net/koukou/

自分の名前を入力すると、自分の名前の高校が出来上がる。

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《遠藤みのり高校》
<校訓>  人情・惜敗・快感
<生徒数> 男子242名 女子207名 計449名
<データ> 偏差値40
<出身者職業ベスト3> 刑事・プログラマー・作詞家
<主な留学先> キリバス・モザンビーク・マルタ
進路 <昨年度>
大学進学率7.1% 就職率86.4%
大学32名(四年制24名 短期8名)
専修・各種学校17名
民間就職364名  公務員24名 家事・その他12名
校歌
糖尿病のこと忘れて 学問の香りかぐわしく 
スカイブルーのYシャツ 鬼より怖い校長夫人 
水はけ悪い教室で 心の狭い人になれ 
朝からずっと 遠藤みのり高校
朝からずっと 遠藤みのり高校 

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ふと思い直し、これ
《ダニエル遠藤みのり高校》

<校訓> 純愛・短期・夜食
<生徒数> 男子84名 女子281名 計365名
<データ> 偏差値54
<出身者職業ベスト3> 主夫・政治家・客室乗務員
<主な留学先> インド・シエラレオネ・タンザニア
進路 <昨年度>
大学進学率22.7% 就職率27.9%
大学83名(四年制60名 短期23名)
専修・各種学校99名
民間就職8名  公務員94名 家事・その他81名
校歌
変な笑顔の人になれ 「風林火山」の帆を下げろ 
カレーの匂いのこの校舎 マゾヒストの誇り忘れず 
一皮むける夏休み 青春一瞬また来週 
なんとなく ダニエル遠藤みのり高校
どーなってるの? ダニエル遠藤みのり高校

個人的に、今のわたしには《ダニエル遠藤みのり高校》がぴったりの気がする。
ダニエルになった途端に偏差値が上がるのは気に食わないなあ。
なにを隠そう《変な笑顔》と《風林火山》はわたしの戦略モットーだったのだけど。
《下げろ》と言われてしまったかア。ふふふ

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さらに、ちょっと気になったので、母校の《指宿高校》やってみた。

<校訓> 中吉・工面・横領
<生徒数> 男子229名 女子127名 計356名
<データ> 偏差値45
<出身者職業ベスト3> 通信士・野球選手・詩人
<主な留学先> トンガ・キューバ・ニジェール
進路 <昨年度>
大学進学率7% 就職率84.3%
大学25名(四年制2名 短期23名)
専修・各種学校31名
民間就職240名  公務員60名 家事・その他0名
校歌
季節感から逃げないで 堂々と「サバ」が好きだと声高に 
青春実習また自習 頭の弱さが命取り 
死に損ないの教師に恋をして セクハラすれすれ身体測定 
ゴー & ゲット たとえ夢だとしても
ゴー & ゲット 指宿高校 

指宿高校で、トンガ辺りに留学したいなあ、と思うような生徒は一人しか知らない。(自分か!?)

2007/10/22

今朝の気温は1度

 「寒いですね〜」が合い言葉になっているが、もう口もききたくないほど、寒くってしょーがない。この時期、いきなり寒くなると、肩もガリガリ音を立てる。身体が固まってる。寒いけど、空は澄み切っていて高く、並木は黄金色で、食べるものはなんでも、嗚呼、おいしい。
 月曜日。今週の金曜日から秋休み。

 週末は栗拾いにもってこいの行楽日和だったが、月曜日からずうっとやってて終わらなかった翻訳のシゴトのせいで、どこにも行けなかった。栗拾いもしなかった。
 ひまだな〜ひまだな〜と言っていると、シゴトはいきなりやってくる。しかも、嵐のようにやってくる。常に「ひまだな〜ひまだな〜」と言い続けていたら、シゴトもちゃんと入ってくるのかもしれない。
 シゴトがドドーッと入っている時に限って、学校の行事も重なる。会議も続く。そして、家のあれやこれや「今やらなくてもいいのに」ということを、いきなり片付けたくなる。そしておまけに、急にエコロジーな人間となる。
 
 「今週は絶対に車を使わない」と決めた月曜日の午後に、いきなりシゴトがドドーと入った。宣言してしまった以上は、歩かねばならない。買い物も、その他の雑用も、車を使わずにやり通した。時間が掛かる上に、すでに寝不足の身体には辛いのだけど、パソコンの前から離れて歩くことや、荷物を持つことが運動となって、これはちょっと病みつきになりそうな宣言となった。体重も少し減った。(が、その分お腹が空くので困る)

 シゴトというのは、翻訳の方で、今週もらっていたのは《ビタミン製剤》に関する「公開特許公報」の仏訳だった。ので、とっても難しかった。仏訳は、提出する前に必ずJPにどうにかしてもらわないと、どうにもならない。自分の本のあとがきと、次の本の準備と、剣道のボランティア翻訳もやらなきゃいけないし、溜まったメールに返事も書きたい。今週から日本語レッスンも始まる。

 日本で一緒に仕事をしたビジネスマン、《あー》さんから、メールが来た。
みーさんとわたしを時速9キロで走り回らせた、まじめなコンサルタントさん。
《みー》さんとの仕事で人生観が変わった、とのお話。
この頃は、時間に余裕を持って動くこと。仕事の合間に休んでお茶を飲んだりすること。無理に仕事を詰めすぎないこと。
かなりのんびりになったはずなのに、仕事にはさして支障もなく、仕事量も減っていないらしい。もちろん業績にも関わっていない。
約束の余裕を持つことで、気持ちにも余裕が出て、良い仕事ができるというようなお話だった。
 あの、超スピードビジネスマンのあーさんから、そんなうれしいお話が聴けるとは。「この人過労で先行きは長くないんじゃ??」と心配していたので。

 月曜日。わたしも午前9時に無事納品した。6ページの書類を提出した。ゆうべは3時まで。。。やらなかった。ちゃんと日付が変わる前に床に入った。あーさんのまねをしようと思って。おかげでもうひとつの仕事は片付かなかったけど、こちらはあと1日ぐらい待ってもらえるから。
 今週はビタミンをたっぷり取って、秋休みが来る前に一人でできることを、あれこれ楽しみながらやるつもり。剣道にも行こうっと。

ひと休み〜ひと休み〜と一休さんも言っていたなあ。(テレビで)

2007/10/19

Visite surprise a la cantine 学校の食堂事情

(同じ記事を別な日記でも公開しました)

 学校の食堂について、ひどいうわさが立っている。PTAの母親グループが、抜き打ちびっくり食堂訪問をすることになった。わたしもレポーターの一人として、レポートを提出した。(下のフランス語、まとめたのはナタリー)

 食堂の建物自体、規格外。子どもたちの声がこだまするうるさい食堂で、「頭が痛い」と出て行く子供もいる。多い時には150人が3グループに分かれて食べる。給仕をする大人は人グループに月2人。30分程度の食事時間中、給仕のおばさんは黙々と無駄なく立ち働いている働いているのに、手が回らず子供たちは冷たい食事を食べている。
「水が欲しい、パンがなくなった。」子供たちは常に叫んでいる。

 「全部食べなさい」という大人がいないし、確かにおいしくないし(老人ホームと同じ給食センターなので、老人と同じメニュー)、あるグループでは37人中26人が食べ残していました。ゴミの山。パンは食べ放題なので、パンだけむしゃついている子供が多い。「ボクはパンしか食べない」と言っている子供もいた。(まるで中学時代のわたし)

 ロッカーがないので、食べている子供の横で、ほうきや雑巾が転がっている。ゴミ袋はサイズが小さく、詰まってくると音を立てて、崩れ落ちる。わたしたちがいなければ、パン屑が空を飛ぶこともあるらしいし、デシベルはかなり上がるだろう。

 今週火曜日に行われた市役所職員との会議で、食堂の運営見直しを申し出た。でも、すでに3年前から同じことを言っているので、どうなることやら。


Le vendredi 12 octobre, avec deux autres mamans actives nous avons fait une visite surprise a la cantine comme representantes de l'association des parents d'eleves.

Voici le rapport que nous avons etabli et remis a l'association , je vous presente qulques ligne parmi les autres :

Organisation generale :

Avant d’entrer dans la cantine, un adulte verifie le lavage des mains puis place les enfants en fonction de leur comportement du jour.
Une personne pointe les eleves presents a l’aide d’une liste fournie par la mairie (10 minutes)
Le refectoire est constitue de 2 salles separees par la cuisine. Chaque salle dispose de son entree.
La sortie de secours se situe dans la deuxieme salle (la plus grande)
Les salles sont lumineuses et propres mais tres mal insonorisees, le bruit est insupportable, surtout dans la grande salle.


11h30 : premier service (65 eleves)

- Dans la petite salle ou dejeunent les eleves de CE2 : 6 tables de 6 26 enfants presents

- Dans la plus grande salle, les eleves de CM1 et CM2 sont 39. La salle est composee de 10 tables de 6 places dont 2 petites tables.

Les enfants sont places en fonction de leur comportement et agitation du jour.

5 personnes au service + la personne en cuisine qui aide au service (essayer d'etre present 3 dans chaque salle)
Pas d’encadrement. Les dames de la cantine n’ont pas d’autorite sur les enfants.

L’eau et le pain sont sur les tables, les enfants mangent beaucoup de pain. Une serviette en papier est fournie.
Apres le plat, les enfants rangent leurs couverts sur la table.
La premiere salle sort en premier.
Avant de pouvoir sortir, les enfants doivent respecter quelques minutes de calme et les tables sont liberees une par une sur la decision d’un adulte.
Sortie de la premiere salle a 12h10.

Suite aux discussions avec les enfants et personnel de service : Le repas est bruyant (plus encore que nous avons pu le constater car notre presence intriguait les eleves plus calmes pour l’occasion) provoquant des maux de tete a repetition.
Il est quasi impossible d’obtenir le silence complet et il est evident que le personnel eprouve des difficultes a obtenir le calme.


12h30 : second service ( eleves)

- 33 eleves de CP et CE1 dejeunent dans la petite salle.
- 37 maternelles dans la deuxieme salle.

Avant le repas, les maternelles sont pris en charge a 11h30 par un animateur du CLAE accompagne de 3 personnes mises a disposition par la mairie. Ces 4 personnes accompagnent les maternelles jusque dans la cantine, aident au placement des enfants et 2 des 3 personnes mises a disposition par la mairie restent pour aider au service.

Dans la premiere salle, 2 personnes au service aidees de la personne en cuisine.

Avec les maternelles, dans la plus grande salle, 5 personnes sont au service et aident les enfants.
Les maternelles sont servis en pain et en eau au debut du repas et resservis en eau une fois le plat servi.

26 enfants sur 37 ont laisse leur repas ( macedoine, gratin de choux ) sur l'ssiette pour qu'on jete a la poubelle.


La cuisine

Un seul four de taille insuffisante : les plats sont entasses au-dela de sa capacite et la situation s’aggrave si les plats en entree doivent etre servis chauds. Il faut un four plus grand ou un four supplementaire.

Le refrigerateur : les plats y sont entasses de la meme maniere que dans le four et ne permet pas la preparation des entrees et desserts a l’assiette.

Une seule table propre pas dimensionnee au besoin de la cuisine. Il faudrait une salle propre et une salle pour le sale (la cuisine est un couloir reamenage, le refrigerateur est place devant une porte condamnee)

Pas de placards a balai, les serpilleres sechent sur les radiateurs.

2007/10/15

週のまとめ

 10日の日記で書いた、伊勢エビとナポレオン(魚)の大量虐殺については、ニューカレドニアのテレビで「スキャンダル」として取り上げられた。インターネットでテレビのニュースを見ることが出来たので、犯人が処分を受けることもこの目で確認できた。
 ナポレオンも伊勢エビも捕ることは禁止されてはいないし、規制のキロ数にギリギリのところだったようだ。けれども、ニューカレドニアは世界第二位の規模を持つレシーフ(珊瑚礁)を誇っていて、それを世界遺産に登録しようという運動を広めているので、現地の役人がこのような無意味な自然破壊をすることに、世間の人々の批判が集まったようだ。

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 水曜日の午後、ノエミの耳の検査に行った。
何やらいろんな器具を使った難しい検査をしてもらった。耳にはまったく異常がなく、「ちゃんと聞こえている」と言われた。
 そんなこと、わたしにはわかっていた。聞こえないのは、自分にとって都合の悪いことだけなんだから。
昔となりに住んでいた《ツルのばあちゃん》も、耳が遠いくせに、悪口だけはよく聞こえていたもの。
 以前「骨折してるわけない」と思いながらも、ブーブー言いながら医者に連れて行って、じつは骨折していた経験があるので、学校から帰ってきて「医者に連れて行け」と言われると、やっぱり心配でとにかくブーブー言いながらも連れて行っている。今のところ連れて行ったことで、ちゃんと安心できているのだから、用心に越したことはないといわれれば、「はいそうですね」と言うしかない。
 ただ、先日はただの突き指なんぞで救急病院にまで行ってしまった。医者が「大事を取って」二週間の体育時間欠席まで言い渡した。おまけに「毎日テーピングをすること」などと言ってくれちゃったので、ノエミはふだん元気なくせに、都合が悪くなると「ああ、痛い、手が痛い」などと泣き声を上げる。もう青アザさえなくなったのに。ああ、腹が立つ。

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 木曜日、剣道。
気持ちいい。
近道を教えてもらったので、次回は1時間ぐらいで行けるかも。

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 金曜日。ノエミが学級委員に選ばれた。大丈夫なんだろうか?
そのうえ、市議会に子供代表として参加する《生徒代表》にもなった。
これは夏休み前に小学校のクラスで学年に二人選ばれていたもので、新年度が明けてから中学の代表として、市議会に参加することになった。今週は第1回目の会議。ノエミは学校周辺の交通安全について、いろんな提案を考えている。《学校周辺》と言うと、我が家が含まれるので、かなり私情もはさまれているんだけど。。。

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 土曜日、ダニエル一同、森へ栗拾いに出掛けた。4人で3キロぐらい拾った。じつは、幼稚園と小学校では、今年も去年に引き続き、クリスマス直前のクリスマス市に参加することになった。去年は母親たち手作りのクリスマス用品や、子どもたちが作成したカードなどを販売して、大きな収益を上げた。今年は焼き栗を売ろうということになり、今からちょっとずつ栗を拾って、冷凍しておく、ということが、この前の会議で決まったのだ。それで、我が家でも、ビニール袋に二つ分、冷凍して、あとは自分たちで焼きぐりなどにして食べている。
 2005年の秋には、JPが大量のくりクリームを作ったのだが、大変な苦労だったので、今年はまだ乗り気になれないようだ。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nozomidaniel/view/200510

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さて、新しい一週間が始まる。
今朝は、霜が降りていた。

2007/10/10

Qu'est ce qu'ils vont faire tous ces pauvres crevettes?



J'ai recu quelques photos de Nouvelle-Caledonie ou j'ai vecu pendant 5 ans et demi. Un message y etait ajoute : Les Pilleurs. A DIFFUSER LE PLUS LARGEMENT POSSIBLE

Je montre ces 13 photos ,une par une, a mes deux filles de 5 ans et 10 ans.
Il y a des hommes souriants, ils sont fiers d'avoir peche ces langoustes et aussi Napoleon le poissoin.
C'est vrai, moi aussi, dans ma jeunesse, j'ai fait une croisiere prive, peche de petit Napoleon ,manger en Sashimi, il est delicieux. Mais Gros comme ceci ne devrait pas si gouteux et beau comme il est, Napoleon est sans doute protege.
Faire les photos avec Napoleon , c'est beau !

Zoe dit soudainement : Oh, mon pauvre poisson. Il est si beau !

Quand elle a vu cette derniere photo des " Crevettes " : des kilos et des kilos, un tapis de grosses Langoustes, " Mais que vont ils faire tous ces betes, ils ne peuvent pas tous manger, ils vont juter ou quoi ! ? " a-t-elle dit l'air fachee.

" Peut-etre ils sont pecheurs professionnels et qu'ils vont vendre au marche? "
Noemie tente de justifier l'acte des adultes. Mais je sais qu'au moins un de ces hommes sur la photo est un politicien a Noumea. Et c'est d'ailleur le mail difuse a ete signe par un autre politicien local.

J'hesitais un instant pour la difusion totale de ces photos, puisque je ne suis pas fiere d'etre Japonaise moi non plus depuis que j'ai vu la viande de Baleine au supermache de Tokyo il y a un mois.
Je croyais qu'on a fini et commence a crriger nos betises.


友だちから「出来るだけ多くの人に送ってほしい」というメッセージ入りの写真が、送られてきた。
全部で13枚、5人の男性がクルージングで釣った魚(ナポレオンという魚)と、大量の伊勢エビの「戦利品」を見せびらかしている写真だった。

子どもたちに一枚一枚見せて行くと、5歳のゾエが、「アーこんなにきれいなお魚、食べるの?かわいそうに」とつぶやいた。
最後に、並べられたエビの写真を見て、「こんなにたくさん、5人じゃ食べきれないよねえ。捨てるのかな?こんなに捕らなくてもよかったのに。ガスピエ !(無闇に無駄にしている、ということ)」と言った。

ノエミが「猟師さんじゃないの?朝市で売るんじゃないの?」と言っている。
猟師じゃない。この中の最低一人は政治家で有名人だし。プライベート・クルーザーを持ってるお金持ちだから、市場になんか行きもしないだろう。恐ろしい世の中。

 でも、わたしも偉そうなことを言えない。
一ヶ月前、日本のデパートの地下食品売り場で、クジラの肉を見た時、ショックで倒れそうになった。
まだ、こんなものが平気でデパートの地下に並んでいるなんて。
 日本人ももっと成長した方がいい。すくなくとも5歳ぐらいの人生経験があれば、いろんなことがわかるんだから。

プレイモビル 子どもサイズ

遊ぶ時間が欲しい〜



 子どもたちの大好きな、プレイモビルのおもちゃ。本物のプレイモビルは子どもの小指ぐらいの大きさだけど、これはお祭りの時に来ていた、等身大サイズ。ゾエちゃんは大喜び。ノエミはうれし恥ずかし。
ふだんはエコロな暮らしを目指すわたしたちなのに、プレイモビルだけは、どうしても好き。わたしはわたしの分だって持ってる。

 でも、この頃、ゾエ以外のわたしたちには、あまり遊んでいる時間がない。

 今晩は、PTAの会議に行っていた。来週、市役所の責任者や、教職員を交えての会議があるので、その準備と、学校からも商品を出す、クリスマスバザーの話し合いだった。

 A la reunion de l'association des parents d'eleves, nous avons encore et encore evoque le probleme a la cantine. Il y a trop d'enfants pour peu d'adultes. Faute de moyen, il n'y a meme pas de savon pour se laver avant de passer a table. Et la-bas, il n'y a pas assez d'adultes pour leur servir le repas chaud. Beaucoup ne mange pas tres bien, et d'autre a mal a la tete puisqu'il y a trop de bruit. Nous allons faire une visite surprise a la cantine pour voir ce qui se passe a la cantine et rapporter par la suite.

学校食堂で、150人ぐらいの子どもたちがお昼を食べる。食堂で働く大人は3人、時に2人。子どもたちはじっと座っている事も、静かに食べる事も出来ない。配膳にも時間が掛かるし、好き嫌いが多いのに、誰も何も言わないから、食べたくない時には(ほとんど?)食べずに勝手に外に出て行くらしい。

 一体どうなっているのか、子どもたちが言ってる事は事実なのか?知るためにはお昼の時間に食堂へ乗り込むしかない!という事になった。わたしもその一人。

 このほか、会議では、学校周辺の道路の安全対策と、下校時間に門での、子ども引き渡しの件について話し合われた。子どもたちには許可のない限り、門から出てはいけないという事になっているのに、許可を与えるべき大人が門には立っていないからだ。子どもは勝手に外に出て行く事が出来るし、《誰でも》迎えに行って、誰にも知られずに、勝手にどこかに連れて行く事が出来る。

 クリスマス前の町のお祭りに参加して、そこで去年のように工作の時間に作ったクリスマスの飾りなどを販売する話し合いも行われた。早く準備をしなければ、あっという間にクリスマスになってしまう。

 今月の終わりには、ハローウィンのお祭りがやって来る。フランスではトゥッサンといって、言うなれば《お盆》みたいなもの。
里帰りをしてお墓参りをする人も多い。うちは、うちでじっとしていると思う。クリスマス用品を試作して、休み前の会議で発表する事になった。

 明日は学校が休みなので、図書館で工作の本を借りて来ようと思う。

ノエミを耳の医者に連れて行く。母親の言う事だけ聞こえないのも、やはり病気だろうか?

2007/10/07

ヴァイオリンの修理完了



http://pws.prserv.net/jpinet.okeiji/2002fra-cord.htm


 新学期になって、久しぶりに会う人たちから「ノエミ、大きくなったね〜」と言われる。そして必ず「お母さんを追い越すのも時間の問題だね」と付け足される。ノエミが中学生になったら、越えられるのは覚悟していたが、時間の問題となると、かなり焦る。

 ヴァイオリンの先生が、ヴァイオリンのサイズを1ランク上げたいと言って、音楽学校の棚から、3/4というヴァイオリンを出してくれた。今までは1/2というのを使っていた。先生が出してきたヴァイオリンは、何年も壊れたまま放置されていたので、修理が必要とのこと。音楽学校の費用で修理をしてもらうことになった
 
 一昨年、Cordes-sur ciel コルド・シュル・シエルという町で、わたしはチェロを習っていた。(*)コルドは『弦楽器の弦』という意味なので、これを直訳すると『空の上の弦』というようなことになる。チェロの先生のご主人は、その町でLuthierリュチエ、つまり、『弦楽器を作る職人』さんだ。なんともうまい組み合わせだなあ。

 彼が、素晴らしく優美で、当然のごとく高価なヴァイオリンを作る、世界的に有名な弦楽器職人さんだとは知っていた。音楽学校のぼろいヴァイオリンなんか修理してもらえるだろうか?チェロを習っていた時に、何度か電話で話をして、素敵な人だと感じていたので、勇気を出して電話してみた。

 コルドはその名の通り、小高い丘のてっぺんにある城塞の町で、車が一台しか通れないような細い石畳が、45度ぐらいの坂道になっていて、どんどん登っていかなければならない。観光客は、『地上』の有料駐車場に車を置き、延々30分ほど、身体を前屈みにして徒歩で登り続ける。てっぺんのホテル(写真)の辺りがほんのちょっと平らになっているだけで、そこを過ぎると、今度は45度ぐらいの下り坂になる。それで、町を通り抜ける。

 職人さんのお宅は、車が入る事を許可されている城塞の外側だから、車で来てもいいと言われた。ギアはずっと1か2のまま、わたしは道をどんどん登っていった。途中住人らしきお年寄りに、四回ほど道を尋ねたが、みんなに「車で行くの?運転に自信があるの?」と言われた。登っていくうちに道はもっと細くなって、最後の道はさすがに勇気が出なかった。世界遺産にもなれそうな重要文化財に車をぶつけて崩すか、あるいはJPが先週川に突っ込んでも壊れなかった車を、ついにこの手で廃車にするか。もちろん道には駐車スペースもなかったけれども、誰も来ないからいいやと、石畳の真ん中に停めて、アトリエまで入って行った。

 中世の石の家が、そのままそこにあった。玄関のドアも家具も、きっと何百年もそこにあったものだと思う。ありとあらゆる弦楽器が、さまざまな様子で、立てかけてあったり、ぶら下げてあったり、棚に寝かされたりしていた。古いピアノや楽譜立てや、壁に掛けられた職人さんの道具が、なんともいえない温かさに包まれていた。石畳の向こう、東の方の山を臨む場所に、コケの生えた低い石塀があって、草花が揺れていた。石塀の向こうには低い雲が立ちこめていて、向かいにあるはずの山も谷も見えない。
そういえば、この町は「空の上」にあるのだった。

 職人さんはじっくりとヴァイオリンを見て、「全部きれいにするために180ユーロぐらい掛かりそうです。いろいろな部品を取り替えるので。」と静かに言った。
 町の楽器屋さんで、去年から売りに出されている中古のヴァイオリンに、150ユーロの値札が下がっていた。でも、3/4サイズのヴァイオリンというのは、成長期の子どものサイズなので、一年ぐらい使って古くなる前に売りに出すことになるが、なかなか売れないタイプ。音楽学校のヴァイオリンをしっかり修理して、成長期の子どもたちに交代で使ってもらった方がいいというもの。

 じつは、音楽学校の会計係りはわたしなので、わたしが音楽学校の小切手帳を牛耳っている。ヴァイオリンの先生から、「なにもかも取り替えて、掃除して、新しいヴァイオリンみたいにしてもらったら、とても高くつくだろう」と言われていたので、覚悟はしていたけど、お店で買うヴァイオリンよりも高くつくとは、ちょっとショックだった。
 でも、結局、ノエミに3/4のヴァイオリンを買ってあげられないし、無理して買っても、きっと来年には使えなくなるので、学校のものをちゃんと修理をしてもらうことにした。

 金曜日、修理完了のヴァイオリンを取りに行った。

 夕方、ノエミにそのヴァイオリンを見せるのを楽しみにしていたら、学校で指を怪我したのでレントゲンを撮りに連れて行くようにと言われた。結局バレーボールでやった突き指だったので、大したことはなかった。

 いつもは毎日30分練習をさせるために、うるさくお尻を叩かないといけないのに、新しくなったヴァイオリン、サイズも1ランクで音も全然違うので、触りたくてたまらないらしい。木曜日に先生に見てもらう前に、どうしてもちゃんと構えられるようになりたいようだ。指を2本しか使わずに弾ける曲だけが載っている、一昨年の簡単な楽譜、練習帳第1巻を出して来て、自主的に『復習』を始めた。

 この前の木曜日に練習帳は第4巻になった。第1巻を復習しながら、「なんだ、すごく簡単」と言っている。この第1巻をやったころは、指が届かなかったり、ギーコギーコとへんな音しか出せなくて、よく泣いていた。

 ノエミ、成長したね〜と思わず褒めまくる単純な母親。。。わたしもフルートのお稽古に励まねば。。。

          (*)http://www.geocities.jp/nozomidaniel/kimamanikki.html(2005年9月14日の日記)

2007/10/04

気球




 しばらく前の写真。

 ある日曜日、いつも早起きで、毎日大した感動もなく目を覚ますJPが、一人で勝手に朝ご飯を食べて、雨戸を開けた瞬間に、家の真ん前をたくさんの気球が飛んでいくのを発見。

「みぬ!外を見ろ!」と言って雨戸を開けられた。

この日、民家の屋根すれすれを、10ぐらいの気球が、飛んでいった。近くのサッカー場から出発したのだろう、というのがJPの見解。
カゴの中でおしゃべりをしている人たちや、ガスが噴き出す音も聞こえた。
感動している間に小さくなってしまった。

2007/10/03

習いごと

 今年の水曜日は、今までの水曜日とはリズムが変わってしまった。

 幼稚園と小学校は、水曜日がお休みで、土曜日が半日の授業だが、中学校は水曜日の午前中に授業があって、午後はお休み。そのかわり、土曜日は一日中お休み。昨年度は二人とも同じだったから、水曜日はみんなで朝寝坊もできた。午前中は図書館に行き、午後はノエミを乗馬に連れて行くのが、いつものパターンだった。

 でも、今年はノエミが、朝学校に行くので、わたしとゾエはセリーヌの家に行くことが多くなった。わたしがセリーヌに日本語を教えて、セリーヌはダニエル一家の髪を切ってくれる。大人がわいわいやっている間、子どもたちは子供部屋で遊ぶ。
 セリーヌは22歳でまだとっても若いのだけど、トム(1歳ぐらい)とマリーヌ(4歳)の二人のお母さんで、しかも美容師さんだから、とっても忙しい。水曜日は子どもたちの学校が休みだからお休みを取っていて、午前中には日本語のレッスンをやることになっている。お昼、ノエミが学校から戻るころに、わたしたちもセリーヌのお宅をお邪魔する。たまにゾエが居座ったり、マリーヌがうちに来たりする。ご主人のステファンはミーさんのケーキ屋さんで働いていて、午前中はお留守。午後早い時間に帰ってくる。

 去年水曜日の朝やっていた「農場の無農薬野菜の受け取り」は、今年から金曜日の夜で、受け取りにいかなくても、届けてもらえることになった。一人ずつ車で受け取りにいくのは不経済で、しかも車の使用をできるだけ少なくしようと運動している人たちのグループだから、信念に反するので。 毎週、一番遠い人がうちの前を通る時に、野菜を置いていってくれる。そのような人たちには月に一回、農場でのピクニックがある時に、お礼を言ったり、おいしい物を持って行ったりする。
 この前わたしは《ベジタリアン巻きずし》を作って持たせて、喜んでもらえた。(わたしは風邪を引いていて寝込んでいたのでいけなかった)。

 図書館では、毎月一回ずつ、プロによる読み聴かせと図画工作教室が催される。どちらも予約少人数制ながら無料。去年も一昨年もゾエを連れて行きたかったのに、5歳になっていなかったので参加できなかった。
 先週は友だちのアントワンくんと一緒に、読み聴かせに連れて行き、今週は二人を図画工作教室に参加させた。アントワンくんの家には、赤ちゃんがいるので、お母さんがいつも水曜日になにをさせようかと悩んでいる。ちょうど今週は一緒に連れ歩くことができてよかった。読み聴かせと工作教室の間の1時間半ぐらいは、ノエミは図書館で本を読んでいる。ノエミは一日中でも同じ椅子に座って本を読み続けていられる子なので、図書館の人も「用事があるなら行って来ていいよ。子どもたちを見ているから。」と言ってくれる。

 今年はちょっとノエミに乗馬を休んでもらうことにした。ゾエにもいろいろ習い事をさせたり、催しに参加させたいというのが理由のひとつ。
 ノエミは新学期に、音楽(ヴァイオリンとソルフェージュ)と乗馬とどちらを取るか?と訊ねたら、「乗馬をする元気がない」と自分で言った。ノエミが乗馬をやめたいというなんて、あまりにも意外だったので、いちおう予約だけはしてあった。けれども、水曜日も毎週、宿題がとても多く遅くまで終わらないし、それに毎日とっても疲れているみたいなので、水曜日の午後はゆっくり家で過ごしたり、図書館で本を読んだりさせることにした。

 乗馬がとっても好きなので、とても残念がっている。余裕ができたら行かせるつもり。
それにしても、私立のスポーツのクラブって、じつはお金も掛かるのだ。それに成長期なので、靴やズボンもどんどん買い替えなければならない。なんでもよいというものではない。幸い今までに何度も、友だちが譲ってくれたので助かっていたのだが、今年はまだ着れないものが多いので、どっちみち買いそろえなければならないものがあれこれある。

 ところで、かく言うわたし。じつは新学期からフルートを習っている。フルートは小学校のころから高校のころまでやっていて、自分のフルートを持っていたのだ。母がヌメアに送ってくれた時に、その小包がヌメアの郵便局に到着したあと行方不明となったので、フルートとは二度と再会できなかった。毎週火曜日、とっても楽しい先生について習っている。

 そして、じつはわたし、剣道も再開したのだ。アルボのドレイ先生はトゥールーズに引っ越してしまって、アルビのクラブはほぼ解散状態になった。私立の道場なので、年会費が300ユーロを越えるので、わたしには到底支払えない。しかも、一週間に1回行けるかどうかわからない稽古のために。それで、もとアルビのクラブのみんなと、別な田舎の小さな道場に通っている。自宅から1時間以上掛かるので、稽古の日は夜の7時に家を出て、11時半ごろ戻って来る。

 ゾエは「柔道を習おうかな〜」と言っている。ほんとうにその気があるのかなあ?剣道もやりたがっているけど、夜の稽古に連れて行けないので残念。