2011/08/24

旅程 7月10日から8月19日まで

7月10日 午前7時20分(日本時間10日の午後2時20分)トゥールーズのブラニャック空港出発
7月11日 午前8時 羽田着、午前10時鹿児島着、指宿に午後3時頃到着(フランス時間11日の午前8時頃)
7月はずっと指宿、鹿児島で過ごす。友達にも親戚にも、近所の人にも、あまり会うことがなかった。途中、台風にも見舞われた
8月1日  鹿児島から東京まで新幹線で移動。東京泊
8月2日  JPフランスから到着。渋谷、秋葉原、新宿 などなど〜。ホテルは浜松町駅。東京で同窓会
8月3日  予定変更。もう一泊する羽目に。。。浅草など
8月4日  午前中に京都に移動。少しだけ京都見物。午後奈良県吉野川源流の川上村到着
8月5日  川上源流館にて朝稽古。大歓迎を受ける。昼は奈良市街観光
8月6日  川上源流館にて朝稽古。精勤賞ならびに記念品贈答され、感涙。午後から奈県大和郡山市へ移動。夜は花火大会。親戚宅泊
8月7日  名古屋でちょっとお仕事の話し合い。名古屋城見物
8月8日  京都へ移動。途中家族を京都に送り、自分だけ大阪へ。編集さんとお食事しながらお仕事のお話
8月9日  京都満喫。清水寺周辺。滋賀の姉と姪に再び再会
8月10日  京都満喫。京都の南の方。映画村で従姉に再会
8月11日  京都から、新大阪へ出て、《さくら》で鹿児島まで直行。 自由席が無事獲得できた〜〜
8月12日  開聞方面へ。同級生経営のお土産屋さんへ。そろそろ帰り支度
8月13日  中学の同窓会
8月14日  従兄一家と指宿観光
8月15日  お寺参りなどなど
8月16日以降 居所のわかっている同級生、友人知人を訪ね歩く。鹿児島市内でお土産準備。実家の庭仕事。家の片付け。
8月18日夜 実家を出発。同級生が空港で見送ってくれる。午後10時過ぎに東京着。羽田で飛行機乗り換え、日付の変わった19日にパリへ向かって出発

わたしは指宿でたっぷりゴロゴロできたので幸せだったが、子どもたちとJPは、けっこうたいくつしたかもしれない。関東・関西での10日はみんなにとってよい思い出になったと思う。次回はもっと計画的に過ごしたいもの。
  
 

夏休み

 フランスの夏休みは長い。例年は、こどもたちを2週間から5週間のキャンプに送り込むか、2ヶ月まるまる義父母の家に預けて、わたしはけっこうのんびり過ごす。でも、よくよく考えたら、子どもたちをキャンプに送り出すお金で、夏休みに里帰りしたっていいんじゃないかと言うことになった。これまで夏休みに日本に帰ることなど考えたこともなかった。チケットは高いだろうし、人は多いだろうし、なんと言っても台風とかあるから。。。という感じで。

 クリスマス前に決めて、チケットを買った。3月に日本で大変な災害が起こったあと、「今年の日本にわざわざ行ったものかどうか」がいろいろな場所での論点になった。いっしょに連れて行くはずだったフランス人の友達は、けっきょく4月に日本行きをキャンセルした。

 6月に「仕方なく」日本に帰っていた日本人の友人が、何度となくメールや電話をくれ、「日本には行かない方がいい。子どもたちを連れて行くのはよくない」とさんざん言って来た。子どもたちを放射能の危険に対して心配する気もちからの行為だったと思うが、わたしたちはそれなりに情報収集をし、話し合い、子どもたちの意見も聞き、JPにもよく考えてもらい、けっきょく、会いたい人や、知りたいこと、見たいものは自分自身で日本に帰るのではければ手に入れることができない、という結論に達したので、予定変更しなかった。

 帰ってから、予定外のことが次々に起こって、経済的にとても大変だった。フランスから送ってもらったお金が郵便局の手違いで届かず難儀した。それと同時に、郵便局で3日で届くと言われて送ってもらった高速郵便も、10日過ぎても届かず、そこに入っていたレールパスが使えなかったのは、痛い出費となった。

 旅行中に財布が空っぽっていうのは、非常に困る。。。なれどお金は天下の回りもの。行った先々で親戚から《お年玉》をもらい、友人たちがお食事に招待してくれ、東京で合流した姉がお金を貸してくれ、仕事であった人にはどっさり商品券をもらい。。。事情を理解して快くキャンセルを受け入れてくださったホテルも約2軒。。。いろんな人にご迷惑をかけつつも、無事に全日程終了〜。カーモーを出てから指宿に着くまで24時間ぐらい掛かる行程にも関わらず、子どもたちも元気ぴんぴん、時差ぼけ全くなし、がんがん遊んで夏バテもなし。会った人もみんな元気そう。。。幸せな気持ちでカーモーに戻って来た。

 行く前にたいそう心配していた食料事情も原発問題も汚染状況も地震情報も台風接近も大雨注意報も、母の健康事情と親戚一同の近況報告も、とりあえず、この目で見、この耳で聞き、この手で触れ、この舌で味わい、この肌で感じて戻って来ることができ、そしてなにより、五体満足で戻って来れたので、《よかった》。

 名古屋と大阪で、これからの仕事のこともちょっと話しを進めて来た。だから、わくわくの新学期が待っている。またすぐに帰れるようにがんばる。


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 日本で会えなかったみなさん、連絡できなかったみなさん、本当にごめんなさい。写真と一緒に、少しずつ旅行のことを書いて行こうと思います。

 今年度がむしゃらにやって来た3つの試験。指圧と、剣道指導者資格と、調理師の国家免許。夏休み中、正式に合格のお知らせが届いていましたので、ご報告いたします。応援してくださったみなさん、協力してくださったみなさん、どうもありがとうございました。どのように自分のこれからの人生に活用していけるか、これから考えます。
 
 ノエミも、中学の卒業試験に、大変良い成績で合格できました。九月の新学期からアルビのベルビュー高校で、寮生活が始まります。これからも応援してあげてください。