二月に入ったけれども、まだレストランに通っている。毎日じゃないので、ちゃんと家のこともできるけれども、疲れているので、家にいる日はなんだかうだうだしていて、翻訳の方ははかどらない。
十二月に出版された「ジャコのお菓子な学校」の印税が支払われたので、夏休みに日本に帰るためのチケットを買うことができた。間もなく京都の町家の予約もしなきゃならない。それから、レストランのアルバイト料であと三カ所、べつな旅行のお誘いにも「行きます」とお返事することができた。
三月のはじめ、全日本剣道連盟の派遣で、今年は滋賀県警察から高田先生がいらっしゃるのだが、高田先生が、ブロワと、そしてボルドーにもいらっしゃる。ボルドーの講習会には、前からクラブのみんなを連れて行く予定になっていたのだが、今年はブロワの高田先生の講習会にも、参加させていただこうと思っている。ブロワの剣道仲間を訪ねたかったので。「ちょうど良かった、昇段試験をやるので、審査員をやってよ」と言われている。それはまた別問題で、だれかに許可をもらわなければならないし、第一自信がないので、返事を渋っているところ。
三月の終わりには、ベルギーに行く。ヨーロッパ中の日本人女性だけを集めた剣道講習会があるので、スペインよりのトゥールーズとポーという町、それからスイスの国境近くアヌシーに住む友人も誘って、みんなで行くことになった。剣道部の合宿みたいで楽しみ。講師の亀元先生という方は、鹿児島出身の先生だそうなので、それもまた楽しみ。
四月の終わりには、アルプスで行われるオープン戦に、いつもの剣道日本女性剣士仲間といっしょに五人でチームを組んで試合に出ようよと言っている。これまでずっと「試合なんか好きじゃない」と言って避けて来たものの、三年前に自分でクラブをはじめて、去年からは生徒たちを試合に出せるようになった。でも、人数が足りない。だから、わたしも生徒といっしょに出場するうちに、試合がおもしろくなって来た。しかも、このごろは地方戦などで審判をやらされる機会が増えて来たので、審判が上達するためには、自分でも試合をやらなきゃならなくなって来たのだ。
アヌシーのお友達のご主人はフランス人ながらも、去年の暮れに、日本で試験を受けて七段に合格した。そのご主人にお稽古をお願いする良い機会でもあるので、試合の前に行って、お二人の道場にもお邪魔したいと思っている。
わたしは何やかや言って、外に出てばかりいる。家の中はあまり片付かないけれども、わたしが家に居ても片付かないし。。。どうせ。。。それに、家でぐちぐち言ってるよりも、外でにこやかできるほうがよっぽどいい。たぶん家人にとっても。(「鬼は外」って言うしなあ〜。)
賞品がたくさん用意されていた |
16.16.16.16..... |