2008/09/02

新学期


 
フランス人のこどもは「ピース」はしない。


 今日から新学期。
ゾエは今日から小学1年生になった。
入学式もないので、あまり感動がない。
親でも一張羅を着ていたのはわたしぐらいだった。
仕事を休んでこどもを送って来た親も多かった。はじめてのこどもが1年生に上がったという若い親たちは、かなり緊張しているようだった。
わたしはけっこう余裕〜♪
 制服も、お揃いのかばんもないので、かなり自由。夏のバーゲンで、秋の終わりまで着られる服を一通り買いそろえた。バーゲンでは来年の夏物を揃える人が多いが、子どもたちの体型がどうなるかわからないし、年によってこどもによって必要なものも異なるので、わたしはバーゲンでもそうじゃなくても、必要な時に必要なものしか買わない。靴も買えばよかったかな、と今朝になってから思った。夏の間、ずいぶん大きくなってしまったのだ。

 中学も小学も、6月の学年末に「学用品リスト」をもらう。今年の小学1年生のリストは以下の通り。
− 色鉛筆12色
− フェルトペン12色
− ノート一冊(連絡用)
− ティッシュペーパー1箱
− のり
− はさみ
− 鉛筆
− 定規
− バインダー

教科書はない場合が多く、教科書のコピーや練習問題を直接ノートに貼ったり、バインダーに挟んでいく。

ゾエは夏休み中に、JPの両親の家に行っていたので、リュックサックを買ってもらった。ここ数年の流行は、タイヤ付きのかばん。旅行かばんのように引っぱって歩く。流行に流されて、義母が一度買ってしまったが、歩道や階段など、ずいぶん不便なので、ゾエにはリュックを買ってあげた。クラスの半分ぐらいのこどもがタイヤ付きのバッグだった。「運転」に慣れておらず、ぶつかったり、立ち往生したりしているこどもが多かった。

 9月1日の朝は毎年肌寒い(15度前後)ので、夏休み中に、レインコートと軽い秋用のコートと、トレーナーとカーディガンも買った。お昼ごはんに帰って来た時に、30度近くあがっていたので、午後は夏服に着替えて出て行った。お昼に帰るこどもはいいが、食堂で食べるこどもは、午前と午後の気温がこんなに違うと大変だ。

 入学式もないし、教室を覗きに行くことも許されないので、クラス分けの名前を呼び出されたあと、校庭でお別れとなった。先生と話をする暇もなかったが、近いうちに会議があるとのこと。

 ノエミが小学校に入った年は、夏休みの間にゾエが生まれたので、ノエミは夏休みにずっと祖父母の家に行っていて、学用品も新しい服もすべて、義母が買いそろえた。
 去年の新学期は、ノエミが中学に上がったのに、わたしは仕事のために日本に行っていて、この大事な日を、こどもたちと一緒に過ごせなかった。JPは休みをとっていたけれども、ずいぶんパニック状態だったようだ。前日や当日に、揃っていないものや不都合なものが、出て来ることがある。

 中学の新学期は明日から。わたしも中学で日本語クラスをもつ予定なので、学校に出て行ってみるつもり。夏休み中には何も連絡が来なかったので、もしかしたら日本語クラブの話はなくなっているかもしれない。

 ゾエは校舎を替わっただけで、同じところにあるジャン・ジョレス小学校だ。家から歩いて3分。同じクラスに、仲良しのマリーン、マリー、ジュスティン、ポール、アントワヌ、マテオ、イネス、イッサム、ソレーヌ、マチルド。。。みんないる。

 お昼に帰って来た時には、「小学校なんて、全然難しくない」と言っていた。一日目だからね〜。

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