2008/09/09

ようこそ その3


トゥールーズ名物、カッスーレ
白インゲンと、ソーセージとカモのお肉を煮込んだもの。レストランで食べようと思ったら、20分以上待たされる。
アツアツで、表面はカリカリとしている。スプーンで表面をバリッと割ると、湯気が立ちこめた。
そんなあったかいものがおいしい、涼しい一日だった。
カメラを買っても、絶対に、レストランで自分のお皿の写真を撮ったりなんかしないと、心に決めていたのに。。。つい、日本人女性につられて、写真を撮ってしまった〜。クセになったらどうしよう〜。

 前日に、アルビ観光ができなかったので、午前中はアルビの市街を歩いた。朝市もやっていて、フォアグラやおやつにするパンや、夜のデザートにする果物を買った。ウサギが丸裸にされて、冷蔵庫に横たわっているのを見て、朝市で「ギャ〜」と叫ぶ日本人女性団体からは、ツツツと離れて、他人のようなふりをした。

 11時頃になってやっと決心して、トゥールーズへ。
ミーさんのトゥールーズ支店にご挨拶に行き、チョコレートを試食して、チョコレートを買った。お店の店員さんは「お金をいただいてもいいんでしょうか?」と言っていたが、前日に、アルビでミーさんの奥さまがたくさんくださったので、今日の分はどうぞお金をもらってあげてくださいと言った。みなさん遠慮しなくてもいいので、あれやこれや選んで、いっぱい買ってらした。わたしは、JPと子どもたち用に《薔薇の味のチョコレート》を買うつもりで、8個袋に入れてくださいと言ったら、マダム・エンドーにはいつもお世話になっているから、と、お金を受け取ってもらえなかった。なので、他に欲しいと思っていたチョコレートについては、「これも」と言えなくなってしまった。

 トゥールーズではちょっとショッピング。みんなで別々に行動することになったので、わたしもちょっとお買い物した。こどもも連れずに、一人でのんびりトゥールーズでショッピングするなんて、あり得ないので、うれしくって、うれしくって。でも、いざとなったら何をやればいいやら。。。こどもの服なんか買ってた。ああ〜待ち合わせの時間が〜〜。
 
 最後の夜は、《フォンデュ・ドゥ・フォマージュ》をご用意いたしました。
最後にかっこよく決まりだね、と思ったら、
「わたしも、うちでやります〜〜」
とか言われたりして、今どきの若い子は、みんな、いろいろ知っているのだなあ、と思った。
チーズにも詳しいし、ワインもじゃんじゃん飲んでるし、レアのお肉でも、カモの砂肝だって平気だし。。。世代が違いますね。「お米が恋しい」とか言わないし、スーツケースに《永谷園》も連れて来てないし。本当に食事がらくちんだった。こんな気軽な人たちだったら、いつでもお越し頂きたい。
 出すものなんでも試食してくれて、感動してくれて、嫌いなものは嫌いと言ってくれて、朝寝坊せずになんにでも好奇心を持って、歩くことにも文句を言わず。。。とってもよいお客様がただった。

また来てね〜。

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