2008/09/19

雨ニモマケズ














 予想されていた雨は、ぜんぜん降らなかった。
朝市には、やっぱりキノコは出ていなかった。
ブドウとリンゴが出始めた。リンゴはフランスのかな?
でも、いちばん大好きな「シャント・クレール」種のリンゴはどこにも見当たらなかった。
時間がなかったので、コーヒー豆屋とパスタ屋まで行けないまま自宅に戻って来た。
夜はリッシャーの野菜を取りに行く日なので、朝市では野菜はまったく買わなかった。

 月一回行なわれる「農場でのお食事」の日だ。アマップのみんなが持ち寄って、いっしょに食べる。
ポティロンとパティッソンが残っていたので、ふたつを茹でて、グラタンにした。チーズの代わりに、崩したお豆腐を入れた。
寒かったので、リッシャーが作った大根の実と葉っぱだけの素朴なスープが、とってもおいしかった。
わたしのグラタンはすっかり冷めてしまっている。
リッシャーの農場ではコージュとかポティロンと言われるいろんな種類のカボチャがある。
先々週届いた深緑色の硬い皮をした、中がほくほくのポティロンは、ひき肉といっしょにしょうゆ味で煮込んだら、とおっても日本風なおかずになった。
 わたしは家族に「このポティロン、なんだか日本の懐かしい味がするよ」と言いながら、ちびちびと4回ぐらいに分けて料理した。みそ汁にも入れた。

 リシャーに「あのポティロンはなんという名前なの?」と訊いたら、「カボチャ図鑑」を持って来てくれた。そこには「KABOCHA」という名前のポティロンの写真が出ていた。
なんだ、カボチャだったのか。。。



 カボチャの他に、今週は「韓国のトウガラシ」もあって、リシャーがわたしに、「キムチ」を作らないか?と訊いた。でも、わたしは本物の「キムチ」を食べたことがないし、ニンニクがあまり好きじゃないし、どうせ子どもたちは食べないし。。。あまり作る気がしないなあ〜と言ったら、「いずれにせよ、うちの畑では白菜ができないんだよなあ」とリシャー。土や気温のせいだろうか?何度も挑戦したが、白菜ができないんだそうだ。
 白菜があったら、お漬け物もできるよね、というはなしになったので、リシャーが、わたしのために白菜を作ると約束してくれた。
 もうひとつ「グリーン・ナントカという名前のカボチャ」をもって来て、わたしに見せながら、「このカボチャも大きくならないんだよ」と言っている。このカボチャ「Green Hokkaido グリーン・北海道」という名前なんだよというので、JPが「気温のせいなんじゃないの?北海道って、シベリアのそばなんだよ。寒いところのカボチャなんじゃないの?」などと言っていた。

 雨が降らなかったので、リシャーは残念そうにしていた。
わたしのほうは、雨が降らなかったので、挫折せずにちゃんと今週もジョギングが続けられた。

 アマップ会のブログを作ろうよということになったので、今日はたくさん写真を撮った。お楽しみに。
レシピも載せようと思っている。
リシャーが、豆腐と納豆をいっしょに作ろうよと言った。JPは、手作りビールの作り方を教えてと頼んでいた。

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