2007/02/28

ピッカピカ

 ノエミの歯の治療が終わった。矯正歯科医のキリキニ先生が、「どうです。素晴らしいでしょう、お母さん!」と言って、ノエミに「にー」をさせた。
 矯正器具を入れる前にとられた、歯形を、記念にもらうことができた。口から出した入れ歯みたいに、上下の歯が噛み合ったもの。
こうして見ると、そんなに悪い歯並びではなかったと思う。

 悪かったのは上の歯の犬歯が一本多く生えていて、場所が足りなくなり一本が変な方向に伸び始めたのだった。
余分な一本を抜いて、スペースを作ってから、隙間をできるだけ狭くするという作業になった。半年ぐらい掛かっただろうか。
 二回に分けて、550ユーロずつも払うことになった。
1回目に払った分お保険が未だに下りず、今回どうやって払ったらいいのか、頭を抱えている。

 矯正器具をつけていたのは、上の歯だけで、金具を外したあと、金具を支えていたボンドのようなものを剥がしとるために、歯垢を落とすような治療が行われた。それで、上の歯は、ぴっかぴかになった。
 下のは金具をつけていなかったのに、磨かれてぴっかぴかになった上の歯に比べると、黄ばんでいる。ニッと笑うとちょっと怖い。

 ノエミはとっても喜んでいる。口の中がどんなにすっきりしたことだろう。あんな物をつけて何ヶ月も生活できるとは、わたしには考えられない。

 思春期が来る前に、恋する乙女となる前に、履歴書用の写真を作る前に、歯の治療が一応終わって大喜びだ。また二年後に検査をするとのことだ。

 今月の終わりには、目の検査も待っている。ノエミは本を読みすぎるんだと思う。この頃はパソコンにもハマっているからよくない。

 わたしはついに老眼鏡を作った。339ユーロも払って、4.85ユーロしか保険が下りずに、今月はまだ始まったばかりだというのに、どーしよーという生活状況だ。ううう

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