2007/02/26

うずうず

 中学の時の友だちを、インターネットで発見してしまった。
彼がどんな仕事をしているのか、だいたいどんなところで仕事しているのか。。。などもわかってきた。
わたしがそんなことをしてるとは思っても居ない彼には申し訳ないのだが、昨日からずううううっと、彼の名前で検索して出てくるサイトを、くまなく読んだ。どこかをクリックしたら彼に連絡が取れるかもしれないと思って、ただひたすらにインターネットをサーフしている。そこまで来ているのに。。。彼にはたどり着けない。

 土曜日の夜、メリオッサンの両親がやっている劇場の催しで、ジャン・ジャレス広場にサーカスのテントが張られた。
夜8時半から始まるサーカスで、テント内にはバーまで設けられている、子供よりも大人の多いサーカスだ。
 土曜日のお昼に、子供たちが義父母に連れられてナルボンヌから戻って来たので、冬休みの最後の土曜の夜は、親子でサーカスを観に行くことにした。

 去年と同じで、冷たい雨が降った。それでも満員で、椅子が足りずに開幕まで時間がかかった。

Monobass Cie と、Cirque Manoli の出し物。
《モノバス》は、モノシークル(一輪車)とコントラバスの略だろう。巨人とも呼べる大きな男性と、小柄な男性二人のサーカス。
巨人の方がコントラバスを抱えて特製自転車でやってくる。小さい方は一輪車を背負って、子供用の三輪車でやってくる。
コントラバスの楽しい音楽に合わせて(ロックあり、タンゴあり、クラッシックあり)一輪車で面白いことをやる。
ゾエはテントの人たちがみんな振り向くぐらい、大笑いをしていた。ノエミが恥ずかしがって「静かにしてよ」と袖を引っ張っていた。

 《マノリ》のグループも二人。第一部の二人同様。パントマイムだけ、おしゃべりはない。
こちらはマント(冬のコート)を使ったサーカスで、球投げや、曲芸をしながら、コートを脱いだり着替えたりする。とても不思議なサーカスだった。最後にコートをたくさん並べて掛けたハンガーに、自分たちもコートごと吊るされて、飛び交う帽子を被ったり、とったりする技が見事だった。

 休憩のあと、ムッシュ・ディレクターという歌手が、エレキギター1本で現れた。
子供たちが舞台に出て踊りまくった。
80年代のロックやポップスや、60年代のアメリカンミュージックもやって、たまにヘビーメタルっぽいものも演奏した。いろいろな声が出せるので、まるで歌手が数人居るグループみたいだった。キーボードや足につけたカスタネットみたいな、鈴みたいな道具をあやつて、一人数役をこなしていて本当に楽しかった。こちらはとてもおしゃべり好きな人で、ずっと笑いっぱなしだった。

 80年代の音楽を生で聴きながら、数日間コンタクトをとりたくてたまらずにいる、中学生の同級生のことを考え続けていた。
彼は、昔から大好きだった音楽を生業にしているようなので、とっても嬉しい。

1 commentaire:

ピ〜ス!久保田 a dit…

お久しぶり! 家内のブログにコメントもらってたみたいで。そう、中学の時、放送部に入りたがっていた久保田です。昨日は友人・知人に知らせるコメント欄に書き込んでしまった。それにしてもインターネットの力はすごいね! まさか遠藤さんと繋がるとは! つもる話もありますが、それはまたゆっくりと。peace-kubota@nifty.com