2005/09/08

国立音楽学校 私の番

     チェロはカルモーでは教えていないので、コルドという町まで行かなければならない。新学期の説明会があるというので、顔を出すことにした。

 先日カルモーの音楽学校で、おジョウさまやら有閑マダムに刺激された私は、ノエミのアドバイスにより、運動靴をサンダルに履き替えた。そしてひらひらのスカートを履いてみたが、市場で2ユーロで買った生地で、手作りしたゴム入りのスカートだから、いまいちチェロ奏者の雰囲気が出ていない。でも、JPのスルドイ指摘により、まだチェロ奏者にもなっていないので、主婦スタイルで迫ることにした。

 崩れかけた建物、窓は立て付けが悪いし、壁にはペンキも塗っていない。木の階段は帰る時にもまだそこにあってくれるのか、不安になりそうな代物だった。

埃アレルギーでなくてよかった。

   集まった生徒は老若男女約10名ぐらい。男性はほとんどみんなTシャツに運動靴。女性はほとんどがノーメークで、中にはビーチサンダルの人までいた。親子で習っている人が沢山いた。

 ゾエという名前の子どもが二人いた。ゾエ1のお母さんはギター、ゾエ2のお父さんはチェロ。ゾエ3の母である私もチェロ希望者。これはなにかの縁ではないかと言われて、あとに引けなくなった、ような。。。縁や運という言葉には弱い。

 会議も楽しかった。壊れた窓から、コルドの丘が見えているのも素敵だった。プロの演奏者である先生は、ピンクのズボンに緑のベルトをしていて、ちゃんと運動靴まで履いているような、私好みのチェロ奏者だった。気に入った!

 コルドまで20キロ、冬は道路が凍結するかもしれない。通えるだろうか?

とりあえず水曜日にお試し無料レッスンを受ける。

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