2005/09/15

ノエミ の 霍乱(かくらん、と読む)

     この時期は、商工会議所の語学部門でも、無料体験レッスンなどがあって、教師はただ働きで、生徒を集めなければならない。日本語はマイナーな言語だ。今年は宣伝効果もあって、中国語とロシア語に、体験入学者が殺到、テレビの取材まで来た!というが、日本語はどうだろうか。

  この日に行くことは、前から決まっていたので、子どもは授業のあと、学童(みたいなもの)に預ける予定だったが、そういう日に限って、いつも幼稚園イノチのゾエが「行きたくなーい」と泣くし、ノエミが風邪気味で吐くし。困った。

   核家族共働き家庭や、バツイチはこういう時に困る。「じゃあうちに居ていいよ」と言えない時に限って、こういうことが起こる。近所には誰も頼める人がいない。

   体験レッスンは30分から1時間の予定だったので、ノエミは仕事に連れて行って、帰りに医者に寄ることにした。ゾエは、入園以来全然泣いていなくて、保母さんに「天使のような子」と言われていたので、今日ぐらい少々泣いてもどうってことない、というわけで、泣いてもらうことにした。先生に「あら、ゾエちゃんも泣くのね」と言われている。よろしくお願いします。

   日本語のクラスには12人の見学者があって、その場で3人の申し込みが済まされた。申し込みが済んでいる人で、体験レッスンには来ていない人もいるらしいので、今年度は最低週2クラスぐらいはもらえそうだ。契約書にサインをした。

   体験レッスンで、ノエミはサクラとなり、授業に参加して元気が出て来た。学校の授業よりも、母のレッスンの方が楽しかったそうだ。今まで「仕事に行って来る」と言っても信じていない様子があったが、これで私がどんなふうにノエミのお小遣いを得ているか、理解できたと思う。

  昼間に走り回っているせいで、翻訳の仕事は夜中にやっていて、毎晩遅くまで起きている。さすがに4日間の3時就寝7時起床がたたって、今日は崩れそうだ。週末は寝て過ごすつもり。

日本は連休ですね。

Aucun commentaire: