2008/11/21

一見にしかずの日・11月8日







− 生駒先生寄贈のお庭





− 揖宿神社の脱穀機






 朝からお出かけ。
 ゆうべ暗くなったせいで、ゆっくりできずに帰って来てしまった、揖宿神社にUターン。
夜は疲れ切っていたJPが、油断した隙に畳に突っ伏して爆睡してしまったので、縄文の森のみなさんとの飲み会をキャンセルしてしまった。残念。

 前日、ざっと見学したところによると、揖宿神社の《裏っかわ》には、面白そうなものがいっぱいあるのだ。
実家のそばの生駒医院というところにあった中庭が、そっくりそのまま、揖宿神社に寄贈されていたのには、ちょっと驚いた。父が入院していた頃に、その庭の鯉を愛でた覚えがある。鯉は居なくなっていたが、医院の増築で場所を失った中庭が、そのままこちらに運ばれたとのこと。とっても素晴らしいアイディアだと思った。きれいなお庭だったのだ。でも、そうか、あの医院には、もう庭がなくなってしまったのだ。その代わり、立派な手術室や、レントゲンやスキャナーの部屋ができ、入院施設も増築された。母の治療でついて行くと、待合室にはお年寄りが溢れていた。

揖宿神社に戻る。
 8メートルもあって、樹齢1000年を越える大楠が何本もある。子供たちは《トトロの木》と呼んで抱きつく。樹齢500年の大銀杏などもある。「揖宿神社の社叢(しゃそう)(森)」として鹿児島県天然記念物に指定されているのだそう。神社裏の《てんちの杜》は、天然記念物の外にある。

 樹齢1300年ぐらいかな〜という大木の蔭に、不思議なマシーン発見!!家族四人でそれを眺めていると、宮司さんの奥さまが登場。従兄さんにはいつもお世話になって。。。とご挨拶いただき、お神酒と《無事カエル》にちなんだカエルのお守りまでちょうだいした。
 これはちょうど良かったと思い、そこにあるマシーンがなにかを訊ねる。
「ちょっとお待ちを」とおっしゃって、奥さまはどこかに消えてしまった。
わらの束を掴んで再度ご登場の彼女は、いきなり機械を動かすと、わらを叩きはじめた。
 家族4人、しばし作業に見入る。
「こうやって柔らかくして、しめ縄を編むんですよ。あっちでやってますよ」
というので、事務所に行くと、わらの香りが漂っていた。
 宮司さんはお正月用のしめ縄を準備中で、さっそく作り方のデモンストレーションが始まった。車で休憩中の母を起こしに行っている間に、終わっていたので、わたしは見ることができなかった。駐車場の横では若い宮司さんが、新車のお祓いをしていらした。

 デモンストレーションの終わったあとは、普段神社に飾られているだけという真剣のお手入れ見学。神社に刀があるとは、思っても見なかった。わたしもJPも居合をやったことがあり、真剣には興味がある。ゾエはテーブルの上の真剣の横にあった、お菓子箱にチェックを入れており、ちゃっかりお菓子をもらって帰ったのであった〜。おはずかし〜。

 神社のあとは、いざ、山川の浜児ヶ水まで〜〜。キク栽培農家に嫁いだ、友人に会いに行くため。きれいに並んだ菊の枝を、丁寧に手で摘み取って行く作業が行われている最中だった。いっしょに剣道部で遊んだ(?)彼女が、花栽培のプロになっているとは、感心するばかりだ。植え付けから育てるとのことで、最初から出荷までの過程を熱心に聞いた。母はお花が好きだし、JPは農家の人を相手に仕事しているので、とても興味深く質問していた。
 彼女のハウスのすぐそばでは、別な同級生が地熱発電を利用した大掛かりなハウスで、胡蝶蘭の栽培をしているのだが、こちらは4年前に見学したので、今回は通っただけになってしまった。

 友達から、きれいな菊をたくさんもらって別れたあと、地熱発電所に行った。無料で入所できる。ここには地熱発電を始め、様々なエネルギーについて勉強できる、楽しい博物館が隣接されていて、子供たちは、実際に体験しながら、電気の生まれ方や、配電の仕組みなどを学んだ。一時間半ぐらいたっぷり遊んだ。

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