2007/05/25

自転車遠足とボート実習



http://pedagogie.ac-toulouse.fr/eco-pri-jaures-carmaux/voile1.html

 週末ともなれば、足もずいぶん楽になった。
 この日は、小学5年生のクラスで自転車遠足が予定されていて、引率の大人が自転車参加3人、自動車参加2人必要となっていた。担任の先生がずいぶん大変な思いをして、ようやく5人の保護者を確保したことはよく知っていたし、前日ぐらいから唸らずとも車を運転できるようになっていたのでスリッパで参加した。固定用の添え木のせいで靴が履けないから。

 日中は30度ぐらい。暑かった〜〜。
でも、子どもたちはがんばって湖まで完走。そのあとお弁当を食べて、湖でボート実習があった。
 引率の保護者会と、教師会、ボートクラブのインストラクターとで分担して用意した昼食だったので、アペリチフに始まり、アントレ、メイン、チーズ、デザート、コーヒーまで、フルコースのランチとなった。ワインも5本あった。先生たちも昼間っから生徒の前で飲むあたりがフランスだ。

 引率の女性軍団4名(わたしも含む)は、子どもたちがボート実習をやっている間、ボート小屋からペダロを出してもらった。ペダロというのはペダルで進むボート。ペダルを踏まなきゃ進まない。大丈夫かなあ、と思ったけど、ちゃんと踏めた。競争にも勝った。
 どうやら横のぶれには痛みが走るけれども、縦の動きは大丈夫みたいだ。固定してあれば自転車でもこげそう。

 予報通りお天気が午後から崩れてきて、小学校の門を入ったら、大粒の雨が落ちてきた。ぎりぎりセーフだった。
この自転車遠足とボート実習は、6月にあと3回行われる。わたしは全部に参加する予定。自転車を持っていないので、自転車引率資格試験の講習を受けなかった。だから一番楽な自動車参加。
 その間、幼稚園のバス遠足の引率も頼まれている。
 
 子どもたちの課外行事に参加するのは大好きだ。むかし憧れた幼稚園の先生になった気分が味わえるし、子どもたちの名前も覚えられる。先生たちが子どもたちにどんな罵声を発するかもわかるし、先生の前では子どもたちの弱点が見えたりもする。一日、子どもたちがなにを見聞きしたのかを知ることができるので、引率を頼まれたらすぐに出て行く。教師が責任を持てる児童の数が決められているので、課外活動の時には保護者の参加が足りない場合、取りやめになる場合まである。校外に出る時に23人の子どもたちを、担任ひとりで面倒みろというのは、無理というもの。5年生のクラスにはアシスタントもいる。
 
 ノエミは今度の9月に中学生になるので、来年は幼稚園と中学校のPTAが待っている。娘と同じぐらい、母だってキンチョーしている。

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