2007/07/10

ある週末

La soiree bresilienne avec le feu d'artifice, etait maginifique.
J'adore écouter la musique exotique malheureusement je ne sais pas danser...
Nous pensons retourner à Cap D'ecouverte pour aller se baigner. Je ne savais pas qu'il y a une plage a Carmaux !!


週末、週に1回だけ無農薬野菜を届けてもらっている農場に、草むしりと種まきの手伝いに行ってきた。
 前日は涼しかったのに、午前中にがんがん晴れたので、地面はすっかり乾いていた。ダイコン畑の草むしりは、全部終われたけれども、ニンジン畑の地面は固すぎて作業にならず、草むしりは半分で中止。
 水分補給と、ベジタリアンケーキでおやつ。そのあと倉庫の中でキャベツの種を撒くことになった。
 JPが農家のリッシャーに習って、《モット》(種の床となる土の塊)を作る。ひとつのケースに120個のモットができるしかけだ。そこに、ノエミとわたしとで、一粒ずつ種を落としていく。ひとつの種類につき、240個ずつの種をまいた。3種類のキャベツと1種類はチンゲンサイみたいな緑の葉っぱのお野菜。食べ方はほうれん草と同じ。種の形が星砂みたいでおもしろい。
 
 リッシャーが言うように、種まきというのは終わったあとに「ああーとっても良い仕事をしたなあ」という気分になれる、癒される作業だと思う。
 小さな苗床に、神経を集中させて、一粒ずつ植えて行かなければならない。細かい作業なので、手の小さなノエミとわたしにはもってこい。大きな手をしたリッシャーにはとても根気のいる仕事で、一人きりではとても時間が掛かるそうだ。積み上げられるケースを数え、「これが30家族分の野菜になる」と計算したり、計画を立てたりできる。
 静かな風の吹き抜ける倉庫で、小鳥、ニワトリ、カエル、馬、犬、猫の声が耳をくすぐる。外ではトマト畑となっているビニールハウスの、大きく開かれたビニールカーテンが風にはためき、トマトの葉っぱを揺らしていた。
 ノエミが出す、農場で疑問に感じたありとあらゆる質問に、リッシャーがつたないフランス語で一生懸命応えていた。何とも楽しい会話。JPは太陽の照りつける倉庫の入り口で、苗床作りのため無心に汗を流す。普段はパソコンの前で白い顔をしている彼には、とてもよい作業になった。

 リッシャーはイギリス人だから馬や犬とは英語で話す。それを真似して、ノエミとわたしも「おすわり」は上手に英語で言えるようになった。最初はわたしたちの英語が通じなかったのに、何度かやってたら犬のメドラがちゃんとおすわりしてくれるようになって、うれしかった。 そうか、語学の練習は、犬とやればいいのかあ。通じるまで絶対に許してくれないから、上手になれるかも?

 わたしはアルコールは飲まないが、リッシャーのシュロというお花で作ったシャンペンは、すっきりさわやかで、とってもおいしかった。

無農薬野菜は、月極でお金を払っている。去年から何回かは天気のせいなどで野菜が取れず、野菜の届かない週や、カゴにいっぱいにならない週もあった。そのかわり、取れる時には山盛りでやってくる。
 農家でニワトリを飼ってもらって、卵ももらっていたけれども、毎日生まないから卵パックがいっぱいにならない週もある。卵を産めなくなった鶏をこの前義弟の誕生日に《プロポ》にして食べた。苦い思い出なので、もう金輪際ニワトリは飼わない。

 この農場ではカゴで30個から40個の出荷だけ、メンバーだけに野菜が配られるシステムで、大型農機なども使わず、若いご夫婦が二人っきりでやっている。今年赤ちゃんが生まれたので、いそがしい時には農業高校などから研修生に手伝ってもらっているようだが、基本的には家庭菜園みたいなもの。といっても数ヘクタールもある。
 「無理をしない」「儲からなくてもちょうど食べる分あればいい」という農家で、かわりに、メンバーがお金を払った分は一年を通して野菜を作ってくれる。しかも、スーパーでは売っていない《古代の野菜》とか、《珍種》とか、面白い物もある。キャベツの種類は10種類以上。

 自分が食べる分の野菜にはお金を払っているし、農家の人の仕事は農家の人の仕事なので、メンバーにとって草むしりなどは義務ではない。今週も参加したのは我が家だけ。うちは農家に行くって言うと子ども達が喜ぶから行くようにしている。
 それから、子どもたちが普段嫌いな野菜でも、自分たちで世話をしたのだとよく食べる。冷たい秋の雨の畑で、どろんこになって収穫したカボチャも、炎天下で草むしりをしたニンジンでも、《わたしたちの野菜》だって言って食べていた。そして、自分たちが世話をしなかった野菜でも、「リッシャーが雨に濡れて収穫した大根だよ」とか「カテルが大きなお腹を抱えて水まきをしたキャベツだよ」とかいうと、子ども達も農家のことを思い出して、残さない。パソコンの前で過ごす日曜日よりは、ずっと素晴らしいと思うので、お手伝いできることがある時には声をかけてもらうことにしている。

 慣れない人に手伝ってもらうと、細かいことを説明したり、なにかにつけて呼ばれたりして、農家の人もはかどらないと思う。でも、リッシャーは気持ちよく手伝わせてくれる。農家の人も、一人で黙々と炎天下で草むしりするよりは、ビール飲みながらやるのが楽しいそうだ。週末のお仕事だから、のんびりでいいのだ。

3 commentaires:

Gravos a dit…

Nous étions aussi à la soirée Brésilienne qui était superbe. Nous avons apprécié le feu d'artifice. Nous somme de fervents défenseurs de Cap Découverte depuis le début et je te confirme que les séjours à la plage sont très agréables.

minori a dit…

Oui,oui, on t'a vu !!

J'attendais que tu danses comme ta fille.
J'espérait qu'elle monte sur la scene !!
Et Papa, ne danse pas?

Gravos a dit…

Papa danse mais en privé seulement.