2009/10/05

燃えるわたしも、たまには弱気。。。

 JPが外を歩く時には、気をつけていなければ、交通違反の人に喰って掛かったりするので注意が必要。たまに、喰って掛かった相手から逆恨みの上、「今度道路で会ったら轢いてやる」などの遠吠えも背中越しにもらったりする。だから、パリに出張したりする時にはいつも、「どーか、お願いだから、チンピラには声をかけないように」とお願いしている。
正義のオトコがナイフで刺されることは、昨今たびたびあることなので。

 先週、二回ほど、自宅前で轢かれそうになったわたしは、もう、いちいち、自宅前の《歩道》にだーっと乗り上げた上に、そのまま歩道上を走って来て、玄関ドア10センチに停まるフトドキモノがいると、キ〜〜〜〜〜〜となる。ここまでくればかなり病的。この前そういう人を一人怒鳴りつけてしまい(殴りつけてはいないヨ)、そのあとわたしは「ああ、わたしは仏のみのりではなかったか」と嘆いてばかりいる。反省している、一応。うちの親父みたいに、あかの他人を路上で怒鳴った日には、東の母に頭が上がらない?母はいつも、そんな父の後ろでおろおろしていた。
 今朝、我が家玄関ドア10センチの所に停まった車がいて、ちょうど家を出る時だったもので、またも轢かれそうになり、わたしは、もうどうしてもヒトコト言ってやらねばならないと、燃えた!!

 「すみませんけど、歩道を車で走るのは違反ですよ。歩道にほんのちょっと乗り上げるだけならまだしも、歩く隙間もなく玄関先に停めてもらっちゃこまる。」
と、一応丁寧に言った。丁寧だった、はず。丁寧だったに決まってる。反省したのだから。
そうしたら、「ごめんなさい」も言わずに、ほかに停める所がなかったとか、アンタを轢いた訳じゃないからとか、反論するので、わたしはまたキレた。
ああ、これはもうわたしではない。オンナは黙って後ろ三歩って、母がいつも言ってたじゃないの。
笑っていれば世の中がすいすい渡れると。。。
深呼吸をして、一応ナンバーだけメモった。あの人にいつか殺されるかもしれないので。

 それで、実行のオンナ・わたしは、警察に行ってみた。事情を説明して、いちいち注意できないし、いちいち逮捕もできないだろうから、ちょっと通行者の気を引くために、たとえば歩道に色を塗るとか、玄関前に看板立てるとか、できないものかというのが質問。
警察では、歩道に色をつけるなどの許可は無理。市役所に行ってくれ、とのこと。
警察では電話してくれたらすぐに来て、罰金をとるので、いちいち電話しなさいという。
一日二十回も、三十回も、電話なんかできないヨ。
でも、試しに何秒で駆けつけてくれるのか、ちょっとやってみたいなという気になったことは確か。
「二十回でも三十回でも、呼ばれたら駆けつけるから」とにっこり笑ったおまわりさんだから、一応来てはくれるんだろう。そして、玄関前にはもう誰もいないんだろう。
 市役所には、いちおう話を聞いてくれる人がいる。でも、歩道に色を塗ったりなどは、無理というのである。いろいろ難しいのだ。わかる。そんなことをいちいち町中の人が申し出ていたら、町は町ではなくなってしまうのだろう。でも、我が家近辺は無法地帯と化していて、誰も逮捕されず、誰も善処しない。自分の子どもを守るために勝手に歩道にペンキを塗ったら、わたしが逮捕されるんだろうな。いや、まだ塗ってない。うちの子ども達が轢かれてからみんなが後悔し、うちの子ども達が轢かれてから法律を作り替えてくれても、どうしようもないんだがな〜と思う。つらいのだなあ〜。死人が出るまで話題にもならないっていうのは、どういうこと?

 とりあえず、市役所では「上の人に相談します」と言ってわたしの名前と電話番号をメモした。警察では、「上の人に手紙を書いてくれ」と言われた。「上の人」から連絡はこないだろう。そういうもんだ。選挙権がないから、サービスしてっていうのも気が引ける。
 とにかく、脱力。。。。もう今日は腹も立たない。一応警察の《上の人》に手紙だけは書くつもり。

なにもやらなければ、なにも変わらない。
やっても変わらないことはあるけど、一応気が済むかも。
自己満足だけでは、なにも変わらない。
さあ、書くぞ〜〜。
わたしはいったいなにと闘っているんだろう?
忍耐力だろうか?我慢の限界だろうか?
ここで笑って轢かれてるのが、社会を乱さない良い人間ということだろうか。

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