2008/12/19

ああ、いそがしい

 火曜日の夜サーカスを観に出掛けた。
 いつも預かっているジュリエットのお母さんに、割引で買ったというサーカス券をもらったので、子どもたちと三人で行ってみた。時間より早く行ったのにものすごい数の人が並んでいて、わたしたちよりもあとから来た人もたくさんいた。結局、わたしたちを含めて300〜400人の人が入場できなかった。
 
 「もう入れません」と聞いた時点で、潰されないうちに帰ろうと思って、子供たちをバックさせた。ノエミは文句を言いながら、脚を踏む大人を怒鳴りつけるし、ゾエは泣いているし、帰り道は悲惨だった。数日前からエキサイトしていたので無理もない。
 夜の催しは火曜日だけだったので、遠くから大人と一緒に来た子供たち、大人だけで来たグループも多かった。チケット売り場では払い戻しを要求する、荒れ狂った人々で大変だった。

 わたしたちにはセカンドチャンスがあった。
翌日の2時半からのサーカスを観に行くことにした。5時から日本語レッスンがあるので、大丈夫か心配だったので、火曜日のうちに行っておきたかったのだけど。
 2時半からのサーカスのために、12時半に学校からノエミが戻ると、大急ぎで食べて1時には家を出た。1番だろうと思ったら、10番目ぐらいだった。こんな寒いところで1時間半も待ちたくないな〜と思っていたら、2時15分ぐらい前には中に入れてもらえた。

 前日に行った友人たちのアドバイス通り、正面の席に陣取った。
2年前にも来たサーカス団で、半分は一年契約でサーカス団といっしょに移動する外国人が入っている。今年は、このサーカス団定番のクルーンと動物ショーの他に、中国人の女の子10人グループによるアクロバットと、アルゼンチンから来た空中ブランコチームだった。
 写真は、フラッシュが使えなかったので、上手に撮ることができなかった。

 子供たちは大喜び。おやつもたくさん持って行ったのに、雰囲気に呑まれて、思わずポップコーンまで買ってしまった。

 サーカスは4時半に終わり、5時から6時までの日本語レッスンに間に合った。今年最後のレッスンなので休みたくなかった。

 そのあと、JPがなかなか帰って来ないので、子供たちを留守番させて、6時からもうひとつのレッスンへ。6時半と7時に自宅に電話しても、JPが帰っていないので心配した。7時半に帰らなかったら、レッスンを中断して家に帰りますと言いながら、携帯電話もつけっぱなしでレッスンをやった。こんなに落ち着かないレッスンは滅多にない。ポールさんが、わたしの8年前に買った携帯を見て、「そんなの、使えるの?」とびッくりしている。
 中断して帰ろうか、どうしようか。。。決断ギリギリの7時半に、自宅に戻ったJPから電話がちゃんと鳴ったので、ポールさんがまたまたびっくりしている。

 これでひと安心。8時半まで今年最後のレッスンをやって家に帰ったら、ハンサムに若返ったJPがニコニコ待っていた。子供たちはお風呂に入り、ごはんを食べて、ノエミはヴァイオリンまでやり、ゾエの宿題も終わっていた。

「へへ。。。レッスンのこと、忘れてた。。。」
コイツったら、美容院に行っていたのである。あ〜〜〜。

 ちょうどJPから新しい電話をもらったので、「わたしは古いの使うから、こっちあげようか?」と言うのに、JPは要らないと言う。
「どこにいるの?いつ帰って来るの?」としつこく電話して来るオンナは嫌いなのだそうである。
職場にそんなオンナがいっぱいいるらしい。。。(みんな仕事中に、子供や旦那に電話している)
どこに行ってなにをしてるのかわからないダンナを持つ身になってみろよ、と怒られるJPなのであった。。。

 新しい携帯電話は、わたしがもらった。写真も撮れ、音楽も聴けるすごいやつである。フフフ。
クリスマスでもないのに、どうしちゃったんだろうと思ったら、なにかの景品だそうだ。

Aucun commentaire: