夕べから天気が悪くなって、今日は一日中冷たい雨が降った。雨が降ってちょっとほっとした。朝から吸血鬼と魔女と、小悪魔とクマと、スーパーマンが来た。うちにも魔女の服の上から、吸血鬼のマントを羽織った、怪し気な女が約1名。昨日ノエミにせがまれて吸血鬼のマントを作った。ゾエは、数年前にほぼ徹夜で作った大作、ノエミの「フクロウ」がまだ大きすぎたので、春のカーニバル用のプリンセスになった。(半袖の下から肌着を見せて、下にはズボンを履いている。)一日中魔法の杖を振り回してノエミを泣かせていた。
JPが来月分の定期券を買うために街に出たのに、言うのを忘れたらやっぱりアメなど買って来なかった。近所の子どもたちが朝から気味の悪い変装で、アメをもらいに来る。雨が降ったので人数が少なかった。
テレビがあったら、もっと気分はハロウィンだったかもしれないが、そんなこと今朝まで知らなかった。だいたいそれって、明日じゃないんでしょうか?
毎年カーニバル、クリスマス、ハロウィンと言っては衣装を作っている。ハロウィンというのはここ数年商店街で盛り上がりを見せているが、時代背景はないと思う。フランスのお祭りではない。12月になったらクリスマスに向けて、学童(みたいな所。仕事のとき預ける)や、JPの職場や、JPの実家などでもきれいな格好をしなければならないので、私は着るものを作る。
変装の衣装も、パーティードレスも、店に行けばいくらでもあるのだが、自分自身は既製服の合わない体格なので、既製服を買っても仕立て直しをしなければならない。だから自分で作る。子どもたちも私の作る服が大好きだ。この前もワンピースのポケットからネズミが飛び出しているアップリケに、胸には布製のお花。そこにてんとう虫のボタンがくっついている、というものを作って、大うけだった。すごく暇人みたいだが、服を作る時はだいたい夜を徹して作る。
小さい時には母が生地を買って、よく仕立て屋さんで作ったお揃いの服を来ていた。三人姉妹で私が極端に小さいために、上2人がお揃いで、私はちょっと違うデザインの服などあった。夏休みに父の故郷の種子島に、お揃いの服を来て、母の帽子をかぶって(母は帽子屋だった)さっそうと出掛けるのが都会の子みたいで嬉しかった。あの頃は種子島にはフェリーで四時間ぐらい掛けて行っていたので、ちょっとしたクルージングだった。
三人姉妹でお下がりのもらえる末っ子は得だ。上2人分の服もアクセサリーもある。
でも、ちょっと悲しかったのは、二番目の姉のお下がりが小さくなった頃に、一番上の姉の、二番目の姉とお揃いの服が待っていた。しかも私は成長が遅れていた上に、上2人は物を大切にするので、いつまでもお下がりが着れた。何十年も同じ服を来ている気分になった。
うちの子たちは、お下がりも手作りも大好きだ。先日トゥーロンに住んでいる鹿児島出身のTが、ゾエにと言ってお下がりを送ってくれた。その中に6歳用なのにノエミ(8歳)にも大きいものが何枚もあって、本人も母も大喜びだった。大事に着せているつもりなのに、ノエミのお下がりはとても古くさくなってゾエには着せたくないことが多い。でも着せているけど。最近の子供の服は、流行に敏感でちゃちな作りになっていると思う。お下がりが前提ではなくなってしまって、この冬着たら終わり。。。ということなのかもしれない。
去年日本に帰った時に、毎年ビアガーデンに着て行ったハイビスカスのムームーと、ダイヤモンドのついた(まさか)ピアノの発表会の服を持って戻った。
「ママン、まだこれ着れるね」と言われている。
丈と胸囲はいけるね。でも幅は。。。いちおう成長してしまった。はははーー
2005/10/31
2005/10/30
冬時間
10月最終日曜日の本日から、冬時間になった。
日本との時差も8時間になった。
つまり、午前3時になったら全国の時計が2時に逆戻りされたのだ。
朝起きたらラジオの人が「今は8時ではなく7時です」と言っていた。
日本人には理解しにくいが、子供の体内時計はわかりやすい。
ゾエは毎朝7時に「ガバッ」と起き上がる。お腹が空くからだ。ゆうべゾエの従弟のコランのママと電話で話していたら、コランも朝は「ガバッ」と起きるらしい。ミルクの時間が来るので7時頃に目が覚める。
で、今朝は夜中のうちに時間が逆戻りしてしまっているので、朝起きるといつもの7時は、今日から6時なのだ。いつもの8時まで寝ても、昨日の8時は今日の7時だから、8時まで寝て「7時に起きた」ことに出来る。大人だったら「得したから今日は1時間長く眠れる」と思っても「ガバッ」と起きて「腹減ったー」の合唱をしている子どもたちが居ると、目覚まし時計は6時でも、腹時計は7時なので、布団をはがされぶーぶー言いながら起きるしかない。(書きながら混乱している私)
ボボもそうだ。散歩の時間だよとドアの前で鼻をクンクン鳴らす。動物を飼育している人や、小さい子供のいる家は、なにかと大変だ。従弟のコランはほかに離乳食やお風呂や昼寝の時間も決まっているので大変だ。
今日から日本との時差が8時間となったので、日本が夕食の20時に、フランスは昼食の12時だ。
時間が変わるとまず時計を合わせないといけない。パソコン2台は自動的に時間が設定されるので便利だが、うちにはあと以下のような「時を刻むもの」があるので、私は今から全部の時計を一時間遅らせなければならない。昼食の準備まで一時間余裕あるので、ラッキーだ。
ー腕時計 X3
ー目覚まし時計 X3
ー柱時計 X2
ー金魚の水槽+洗濯機についているタイマーひとつずつ
ーカメラ X2
ーテレビ+ビデオ+DVDのデッキ(使っていないからラッキー)
ーステレオ
ーラジオ X3
ーオーブン
ー電話
ー電子レンジ
ー自動車に着いてる時計
ほかにもあるかしらと考える。一気にやらないと、各部屋に移動するたびに時間がバラバラで混乱を招く。
ただし、ゾエの腹時計はどうしようもない。
日本との時差も8時間になった。
つまり、午前3時になったら全国の時計が2時に逆戻りされたのだ。
朝起きたらラジオの人が「今は8時ではなく7時です」と言っていた。
日本人には理解しにくいが、子供の体内時計はわかりやすい。
ゾエは毎朝7時に「ガバッ」と起き上がる。お腹が空くからだ。ゆうべゾエの従弟のコランのママと電話で話していたら、コランも朝は「ガバッ」と起きるらしい。ミルクの時間が来るので7時頃に目が覚める。
で、今朝は夜中のうちに時間が逆戻りしてしまっているので、朝起きるといつもの7時は、今日から6時なのだ。いつもの8時まで寝ても、昨日の8時は今日の7時だから、8時まで寝て「7時に起きた」ことに出来る。大人だったら「得したから今日は1時間長く眠れる」と思っても「ガバッ」と起きて「腹減ったー」の合唱をしている子どもたちが居ると、目覚まし時計は6時でも、腹時計は7時なので、布団をはがされぶーぶー言いながら起きるしかない。(書きながら混乱している私)
ボボもそうだ。散歩の時間だよとドアの前で鼻をクンクン鳴らす。動物を飼育している人や、小さい子供のいる家は、なにかと大変だ。従弟のコランはほかに離乳食やお風呂や昼寝の時間も決まっているので大変だ。
今日から日本との時差が8時間となったので、日本が夕食の20時に、フランスは昼食の12時だ。
時間が変わるとまず時計を合わせないといけない。パソコン2台は自動的に時間が設定されるので便利だが、うちにはあと以下のような「時を刻むもの」があるので、私は今から全部の時計を一時間遅らせなければならない。昼食の準備まで一時間余裕あるので、ラッキーだ。
ー腕時計 X3
ー目覚まし時計 X3
ー柱時計 X2
ー金魚の水槽+洗濯機についているタイマーひとつずつ
ーカメラ X2
ーテレビ+ビデオ+DVDのデッキ(使っていないからラッキー)
ーステレオ
ーラジオ X3
ーオーブン
ー電話
ー電子レンジ
ー自動車に着いてる時計
ほかにもあるかしらと考える。一気にやらないと、各部屋に移動するたびに時間がバラバラで混乱を招く。
ただし、ゾエの腹時計はどうしようもない。
2005/10/28
シクラメン
11月1日はTOUSSAINトゥッサン「万聖節」で、翌日がfete des morts「万霊節」なので、10月の22日から11月3日まで公立の学校はお休み。大人もそれに合わせて休みを取って、故郷に里帰りする人が多い。お墓参りの週となる。そしてフランスではこのバカンスの週が、年間で一番交通事故の多い休みだ。
数週間前から、お墓や家のまわりに飾るためのお花が、臨時のスタンドなどで売られるようになった。この季節、お墓に供えるための花といえば、フランスでも菊の花。マーガレットというか、小ぶりのカラフルな菊が、ポンポンみたいに丸く咲くように植えられて、大きな鉢植えで売られている。
その鉢植えが、行く先々で目についていた。
実は、花を買うのはあまり好きではない。日に日に枯れて行く姿を見るのも、枯れた花を捨てるのも、大嫌いだ。長持ちのコツ、というものもあるらしいが、手間をかけるということの嫌いな人間は、枯れるのを見るのが嫌いと言いつつ、すぐに枯らしてしまう。
お盆だから菊というのも、気に触る。日本と同じじゃないの。最初、日本では菊とは呼ばなそうな、オレンジの菊を手に取った。葉を見ながら「これ食べられるかな」などと考える。
うちには「お坊さま」がいらっしゃる。クスノキで出来た、全長20センチぐらいの木彫りのお坊さまだ。薩摩焼のおチョコに水を入れて、チーズが入って売られていた小さなお皿に、ご飯を炊いたときだけご飯をあげている。お線香は今のことろ毎日香だが、これが終わったら、フランスで買うことの出来る、インドやパキスタンの線香でもよしと思っている。フランスでは今、お香を焚いて心を癒す、ということがはやっていて、お線香を買うことが出来る。
お坊さまは、知覧町に住む小学四年生のときの恩師、折田先生が自ら彫られた作品。先生は、私の仲人さんで、去年の今ごろ、両親と一緒に先生のお宅を訪ねた時に、家にある作品をなんでも選んで持って行っていい、と言っていただいたので、父と一緒に選んで木彫りでニスの塗っていない、肌触りの温かい、この名もないお坊さまを頂いて来た。
お坊さまは、しずかに目を閉じて、かすかに笑っていらっしゃる。時々「クスッ」と声が聞こえるようだ。湯気の立つご飯をあげると、子どもたちが「お坊さまが喜んでるー」と言って笑っている。ご飯をあげない日が続くと、ゾエが「お坊さまがご飯を食べたがっている」と言う。
お坊さまの横には写真その他は一切ない。花も嫌いだが、亡くなった人の写真を置くのも好きじゃない。でも、子どもたちが日本のことを忘れないように、会えなくなった人のことを覚えていられるように、この休みに、写真を整理して家のどこかに飾ろうと思う。
お坊さまの横には、結局菊ではなくてシクラメンを置いた。つぼみがたくさんついていたので、当分は楽しめそうだ。早くもクリスマスが来たみたい。お坊さまの横にツリーを飾ったらうけるかもしれない。町ではハロウィンのカボチャも見た。
数週間前から、お墓や家のまわりに飾るためのお花が、臨時のスタンドなどで売られるようになった。この季節、お墓に供えるための花といえば、フランスでも菊の花。マーガレットというか、小ぶりのカラフルな菊が、ポンポンみたいに丸く咲くように植えられて、大きな鉢植えで売られている。
その鉢植えが、行く先々で目についていた。
実は、花を買うのはあまり好きではない。日に日に枯れて行く姿を見るのも、枯れた花を捨てるのも、大嫌いだ。長持ちのコツ、というものもあるらしいが、手間をかけるということの嫌いな人間は、枯れるのを見るのが嫌いと言いつつ、すぐに枯らしてしまう。
お盆だから菊というのも、気に触る。日本と同じじゃないの。最初、日本では菊とは呼ばなそうな、オレンジの菊を手に取った。葉を見ながら「これ食べられるかな」などと考える。
うちには「お坊さま」がいらっしゃる。クスノキで出来た、全長20センチぐらいの木彫りのお坊さまだ。薩摩焼のおチョコに水を入れて、チーズが入って売られていた小さなお皿に、ご飯を炊いたときだけご飯をあげている。お線香は今のことろ毎日香だが、これが終わったら、フランスで買うことの出来る、インドやパキスタンの線香でもよしと思っている。フランスでは今、お香を焚いて心を癒す、ということがはやっていて、お線香を買うことが出来る。
お坊さまは、知覧町に住む小学四年生のときの恩師、折田先生が自ら彫られた作品。先生は、私の仲人さんで、去年の今ごろ、両親と一緒に先生のお宅を訪ねた時に、家にある作品をなんでも選んで持って行っていい、と言っていただいたので、父と一緒に選んで木彫りでニスの塗っていない、肌触りの温かい、この名もないお坊さまを頂いて来た。
お坊さまは、しずかに目を閉じて、かすかに笑っていらっしゃる。時々「クスッ」と声が聞こえるようだ。湯気の立つご飯をあげると、子どもたちが「お坊さまが喜んでるー」と言って笑っている。ご飯をあげない日が続くと、ゾエが「お坊さまがご飯を食べたがっている」と言う。
お坊さまの横には写真その他は一切ない。花も嫌いだが、亡くなった人の写真を置くのも好きじゃない。でも、子どもたちが日本のことを忘れないように、会えなくなった人のことを覚えていられるように、この休みに、写真を整理して家のどこかに飾ろうと思う。
お坊さまの横には、結局菊ではなくてシクラメンを置いた。つぼみがたくさんついていたので、当分は楽しめそうだ。早くもクリスマスが来たみたい。お坊さまの横にツリーを飾ったらうけるかもしれない。町ではハロウィンのカボチャも見た。
2005/09/23
ゾエも かくらん
ゾエが風邪気味だ。鼻水がずるずる。幼稚園でも流行っているので、仕方がないといえば仕方ない。
お昼寝の時にゾエの隣で寝ているマリーヌちゃんが、今週ずっとひどかった。でも、両親共働きなので、先生にいやな顔をされても、幼稚園に連れて来てしまう。
私は、マリーヌちゃんの様子を見ながら「こりゃあ、次はうちだよなあ」と思って、今週はことあるごとに「ゾエちゃん、幼稚園に行かなくていいから、うちでママンと遊ぼう」と言っても、どーしても幼稚園に行くと言って聞かなかった。
ほら、ごらん。
明日は土曜日で、幼稚園に来る子も少ない。マリーヌちゃんも来ないと言っているし、ね、明日こそはうちでじっとしていようよ。
「マリーヌが来ないなら、先生独り占めできるチャンスじゃん」ああ、ノエミ、それを言っっちゃあ、おしまいだ。
ゾエは、鼻水をずるずるさせながら、明日はマリーヌガ居ないから、先生を独り占めできると言って、張り切っている。そのうち先生も、鼻水ずるずるで、クラスじゅうが風邪を引くだろう。
いよいよ、秋が来た。このまま鼻水ずるずるの冬に突入して、春までみんなでずるずるだろう。
朝晩たいへん冷え込むようになった。うちはJPが屋根裏を寝室にすると言って、天井に穴をあけたので、すきま風というか、、、なんともまあー激しく吹き抜けている。
冬を迎えられるのか不安だ。
公園でリスを見た。ノエミによると「冬支度」らしい。
お昼寝の時にゾエの隣で寝ているマリーヌちゃんが、今週ずっとひどかった。でも、両親共働きなので、先生にいやな顔をされても、幼稚園に連れて来てしまう。
私は、マリーヌちゃんの様子を見ながら「こりゃあ、次はうちだよなあ」と思って、今週はことあるごとに「ゾエちゃん、幼稚園に行かなくていいから、うちでママンと遊ぼう」と言っても、どーしても幼稚園に行くと言って聞かなかった。
ほら、ごらん。
明日は土曜日で、幼稚園に来る子も少ない。マリーヌちゃんも来ないと言っているし、ね、明日こそはうちでじっとしていようよ。
「マリーヌが来ないなら、先生独り占めできるチャンスじゃん」ああ、ノエミ、それを言っっちゃあ、おしまいだ。
ゾエは、鼻水をずるずるさせながら、明日はマリーヌガ居ないから、先生を独り占めできると言って、張り切っている。そのうち先生も、鼻水ずるずるで、クラスじゅうが風邪を引くだろう。
いよいよ、秋が来た。このまま鼻水ずるずるの冬に突入して、春までみんなでずるずるだろう。
朝晩たいへん冷え込むようになった。うちはJPが屋根裏を寝室にすると言って、天井に穴をあけたので、すきま風というか、、、なんともまあー激しく吹き抜けている。
冬を迎えられるのか不安だ。
公園でリスを見た。ノエミによると「冬支度」らしい。
2005/09/22
しごと
今週、めずらしく実務翻訳の仕事が入った。パリの某有名レストラン(おそらく四つ星)の秋のメニューだ。これまでそこのメニューを春のメニュー、夏のメニューと2回訳したので、今後も定期でもらえるのかもしれない!?
行ったこともないレストランの、食べたこともないメニューを訳すのは無謀だ。
『キノコのタルト』だったらまーだいたいわかるが、『きのこの森』というようなロマンチックな名前がついていると、その料理が一体どんなものなのかわからないので、『煮た』も『焼いた』も使えない。キノコがただの飾りなのか、キノコソースなのか、そこのところを知りたい。よだれを抑えながら時間ばかりが過ぎる。
数ヶ月前から、プロの翻訳家さんのお手伝いで、唐の時代の女帝のことを細かく調べている。この本はとっても面白いので、出来上がったらみなさんにも紹介させていただくことにする。
唐の時代は写真もなかったし、資料と言ったら漢文を読んだりしなければならず、大変時間が掛かっている。宇宙科学や自然科学よりは、最新情報が少ないので、インターネットでの検索も限界がある。それに、行ったことも、見たこともない女帝の宮殿での私生活なんて、四つ星レストランのメニューと同じくらい無謀ではないだろうか。翻訳家さんというのは、想像力も豊かではないといけないようだ
先ほど商工会議所から電話で、通訳を頼まれた。日本のとある歴史地理の研究者ご夫妻のお伴をして、アルビにあるラペルーズ博物館で通訳をして欲しい、とのことだった。
私にとって通訳というのはメニューよりも更に無謀だ。でも、ラペルーズさんという日本のオホーツク海を通過した、アルビ生まれの冒険家の博物館なので、前から興味を持ってはいたのだ。
とりあえずは、下調べのために、土曜日に一人で博物館見学をすることに決めた。いつもパソコンと辞書に向かっている生活なので、息抜きにもなるだろう。
ちょっと勉強しておけば、私だって人間相手の通訳ができるかも、しれない。
日本のみなさんにラペルーズのことも紹介できるかもしれない、という記者魂。 しごと。しごと。。。。
行ったこともないレストランの、食べたこともないメニューを訳すのは無謀だ。
『キノコのタルト』だったらまーだいたいわかるが、『きのこの森』というようなロマンチックな名前がついていると、その料理が一体どんなものなのかわからないので、『煮た』も『焼いた』も使えない。キノコがただの飾りなのか、キノコソースなのか、そこのところを知りたい。よだれを抑えながら時間ばかりが過ぎる。
数ヶ月前から、プロの翻訳家さんのお手伝いで、唐の時代の女帝のことを細かく調べている。この本はとっても面白いので、出来上がったらみなさんにも紹介させていただくことにする。
唐の時代は写真もなかったし、資料と言ったら漢文を読んだりしなければならず、大変時間が掛かっている。宇宙科学や自然科学よりは、最新情報が少ないので、インターネットでの検索も限界がある。それに、行ったことも、見たこともない女帝の宮殿での私生活なんて、四つ星レストランのメニューと同じくらい無謀ではないだろうか。翻訳家さんというのは、想像力も豊かではないといけないようだ
先ほど商工会議所から電話で、通訳を頼まれた。日本のとある歴史地理の研究者ご夫妻のお伴をして、アルビにあるラペルーズ博物館で通訳をして欲しい、とのことだった。
私にとって通訳というのはメニューよりも更に無謀だ。でも、ラペルーズさんという日本のオホーツク海を通過した、アルビ生まれの冒険家の博物館なので、前から興味を持ってはいたのだ。
とりあえずは、下調べのために、土曜日に一人で博物館見学をすることに決めた。いつもパソコンと辞書に向かっている生活なので、息抜きにもなるだろう。
ちょっと勉強しておけば、私だって人間相手の通訳ができるかも、しれない。
日本のみなさんにラペルーズのことも紹介できるかもしれない、という記者魂。 しごと。しごと。。。。
2005/09/21
ヴァイオリンのある風景
ノエミがぐちゃぐちゃのベッド周りを片付けた。雑巾がけまでやっている。ベッドの枕元にある棚に、ヴァイオリンを置くためだ。
今日の午後『カルモー音楽のともの会』で、ヴァイオリンを貸してもらった。年間使用料が65ユーロだそうだが、65ユーロもお財布に入っていなかったので、2週間後に払うことになった。
保証金として1500ユーロの小切手を渡したが、その小切手は1年後に戻って来ることになっている。ノエミが、ヴァイオリンを壊さなければ、だ。
工場生産のものだったら、3000ユーロか5000ユーロで買えるのではないだろうか。でも、靴と同じで、ヴァイオリンは身体に合わせて買い替えなければならないので、当分は借り物でよい。
チェロはカルモーにはなくて、アルビまで行くようにと言われたので、ちょっと面倒くさくなった。ただ、今借りている、先生のご主人のチェロは、月に24ユーロのレンタル料なので、『ともの会』で借りた方がずっとお得だ。でも本当は、このチェロに愛着を感じ始めているので、手放したくない。
私は今日、ただレッスンの2回目に行っていた。3つの音があったら、2、3曲は弾ける。でも弓はまだ握らせてもらえなくて、弦をはじくだけだ。先生の伴奏つきで演奏した。繊細な楽器だから壊す心配と、難しい指使いのために、大人の初心者はしかめっ面をしていることが多いそうだ。私みたいに、にやけた顔でやる者は少ないらしい。だって嬉しくてたまらないのだ。それに、もともとにやけているので、どうしようもない。
今度の日曜日に、近くの小さな教会で、先生とお友だちのトリオ・コンサート(無料)があるそうなので、ノエミを連れて聴きに行くつもりだ。
ゾエは、太鼓を首からぶら下げている。右手にバチ、左手にカスタネットを持ち、何やらオンガクしている。音楽に飽きたら、私の『キラキラ星』に合わせて踊っている。
危ないので、ちょっと足元も片付けないとだめだ。なによりも、ぐちゃぐちゃな部屋には、ヴァイオリンもチェロも全然似合わない、と気づいた。
今日の午後『カルモー音楽のともの会』で、ヴァイオリンを貸してもらった。年間使用料が65ユーロだそうだが、65ユーロもお財布に入っていなかったので、2週間後に払うことになった。
保証金として1500ユーロの小切手を渡したが、その小切手は1年後に戻って来ることになっている。ノエミが、ヴァイオリンを壊さなければ、だ。
工場生産のものだったら、3000ユーロか5000ユーロで買えるのではないだろうか。でも、靴と同じで、ヴァイオリンは身体に合わせて買い替えなければならないので、当分は借り物でよい。
チェロはカルモーにはなくて、アルビまで行くようにと言われたので、ちょっと面倒くさくなった。ただ、今借りている、先生のご主人のチェロは、月に24ユーロのレンタル料なので、『ともの会』で借りた方がずっとお得だ。でも本当は、このチェロに愛着を感じ始めているので、手放したくない。
私は今日、ただレッスンの2回目に行っていた。3つの音があったら、2、3曲は弾ける。でも弓はまだ握らせてもらえなくて、弦をはじくだけだ。先生の伴奏つきで演奏した。繊細な楽器だから壊す心配と、難しい指使いのために、大人の初心者はしかめっ面をしていることが多いそうだ。私みたいに、にやけた顔でやる者は少ないらしい。だって嬉しくてたまらないのだ。それに、もともとにやけているので、どうしようもない。
今度の日曜日に、近くの小さな教会で、先生とお友だちのトリオ・コンサート(無料)があるそうなので、ノエミを連れて聴きに行くつもりだ。
ゾエは、太鼓を首からぶら下げている。右手にバチ、左手にカスタネットを持ち、何やらオンガクしている。音楽に飽きたら、私の『キラキラ星』に合わせて踊っている。
危ないので、ちょっと足元も片付けないとだめだ。なによりも、ぐちゃぐちゃな部屋には、ヴァイオリンもチェロも全然似合わない、と気づいた。
2005/09/20
PTA役員
昔から『児童会』やら『子供会』にはよく参加したものだ。これはPTA役員や、商工会役員や、お見合い(させるの方)が大好きな母の血だろうか。頼まれたら断れないというか、頼まれたら「こんな私でも信頼されてるのかな」と思って、有頂天になってしまうのだ。
新学期の親の会があると連絡があったので、行ってみた。JPとじゃんけんして負けたので、私が行くことになった。実際には転校したばかりで、教師陣の顔も知らないし、学校の中に入ったこともなかったので、二人で行きたかったのだが、子どもを連れて行くわけにはいかない。
でも、全350名ほどの生徒数を誇る学校でありながら、集まった親は21名だった。男性は1名。この男性の妻だったら、私は自慢できたのに。そしてJPはハーレム気分を味わえたのに。
遅刻をしないで会議室に座っていたのは、私だけだった。日にちを間違ったのかと思って不安になった。集まって来た人たちは、クラス別の役人さんたちがほとんどで、「新入り」は私を含めて三人だけだった。でも私以外の二人は堂々としていて、本当に新入りなのかなあと疑いたくなった。役員だから来たというか、今年も役員になりたいから来た、という人たちばかりだった。
けっきょく教師陣には会えなかった。校長先生と園長先生が新学期の挨拶をすると、五分間だけお話があり、「じゃああとは会長さんに任せます」と言ってさっさと帰ってしまった。
この学校ではママさんパワーがすごそうだ。20時から始まった会議は23時半に終わった。無駄話も、甘ったれたことを言う人間も居ない、白熱した会議だった。21人全部がなんらかの役員に振り分けられたので、私まで幼稚園の2年生のクラス役員になってしまった。
前の学校では、役員でも1年に2回しか会議がなかったが、ここは毎月会議があって、毎月何かしら、母親主宰の催しや、学校行事の引率もボランティア参加もあるらしい。こわい。
ただ、そういう積極的な人たちは、『ガイジン』にも結構オープンというか、興味津々というか、私にも声をかけてくれる。これから挨拶してくれる人も、増えるかもしれない。あとは、お茶に誘われないことだけを祈る。
私は自由業だから、まさか夜中に働いているとは思われていない。昼間に疲れるようなことをしたくないし、昼間はいつも寝ぼけているので、あまり誘われるのも困るのだ。
これだから、トモダチ、というものもできないのかもしれない。
新学期の親の会があると連絡があったので、行ってみた。JPとじゃんけんして負けたので、私が行くことになった。実際には転校したばかりで、教師陣の顔も知らないし、学校の中に入ったこともなかったので、二人で行きたかったのだが、子どもを連れて行くわけにはいかない。
でも、全350名ほどの生徒数を誇る学校でありながら、集まった親は21名だった。男性は1名。この男性の妻だったら、私は自慢できたのに。そしてJPはハーレム気分を味わえたのに。
遅刻をしないで会議室に座っていたのは、私だけだった。日にちを間違ったのかと思って不安になった。集まって来た人たちは、クラス別の役人さんたちがほとんどで、「新入り」は私を含めて三人だけだった。でも私以外の二人は堂々としていて、本当に新入りなのかなあと疑いたくなった。役員だから来たというか、今年も役員になりたいから来た、という人たちばかりだった。
けっきょく教師陣には会えなかった。校長先生と園長先生が新学期の挨拶をすると、五分間だけお話があり、「じゃああとは会長さんに任せます」と言ってさっさと帰ってしまった。
この学校ではママさんパワーがすごそうだ。20時から始まった会議は23時半に終わった。無駄話も、甘ったれたことを言う人間も居ない、白熱した会議だった。21人全部がなんらかの役員に振り分けられたので、私まで幼稚園の2年生のクラス役員になってしまった。
前の学校では、役員でも1年に2回しか会議がなかったが、ここは毎月会議があって、毎月何かしら、母親主宰の催しや、学校行事の引率もボランティア参加もあるらしい。こわい。
ただ、そういう積極的な人たちは、『ガイジン』にも結構オープンというか、興味津々というか、私にも声をかけてくれる。これから挨拶してくれる人も、増えるかもしれない。あとは、お茶に誘われないことだけを祈る。
私は自由業だから、まさか夜中に働いているとは思われていない。昼間に疲れるようなことをしたくないし、昼間はいつも寝ぼけているので、あまり誘われるのも困るのだ。
これだから、トモダチ、というものもできないのかもしれない。
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