2013/01/06

クリスマス休暇、最後の日曜日

 明日から、新学期!!うれし〜〜。


 みんなが休みだと、なんだか落ち着かない。家の中に物音がしていると本を読んだりものを書いたりできない。時間になったらご飯を作らなければならない。好きなときに寝っころがったり、パソコンを遣ったりできない。なので、明日から学校が始まるかと思うと、うれしくって仕方ない。

 クリスマス休暇最後の日曜日、昨日から準備していたガレット・デ・ロワの製作が待っている。クリームはゆうべ作った。でも、バターが足りなかったので、日曜日の朝になるのを待って、バターを買いに行った。ついでに、卵と小麦粉も買い足す。

 パイ生地を作るのに、小麦粉と、バター少々と、塩味のついた冷水を混ぜて、パトンを作る。これだけで、朝できる支度は終わり。二時間、冷蔵庫で寝かせなきゃならないので。

 昼食のあとにいよいよパイ生地を作って、ガレット・デ・ロワを仕上げようと思っていたら、JPが「映画を観に行こう」と言い出した。ほお〜、これは見逃すわけには行かない。しかも、親子でのお出かけを嫌い続けていたノエミまでもが「いっしょに行く」と言って、大慌てで宿題をやっている。(そのせいで、休み中に宿題を終わらせていなかったことがバレて、叱られるという羽目になった)

 カーモーでも、いよいよ3Dの映像が観れるという。ほお〜、それは知らなかった。
ゾエの選択で、ディズニーの「クロシェット」はやめて、Les Cinq Légendes を観ることになった。3Dで。
 JPは、映画館の割引がある10回分の回数券を常時用意している。でも、いつも置いてあるところに、見当たらない。ノエミがすごすごと「わたしが持ってる」と言い出し、「なんでおまえが持ってるんや?」と言われている。しかも、7回分は残っていたはずの回数券が、3回分しか残ってないし。。。そのせいで、JPに「おまえは自分のこづかいで観ろ」などと言われている。まあまあ、ここは穏便に。お正月じゃあありませんか、お父さん。  3Dを観るのにおもしろい眼鏡を借りた。20年ぐらい前に東京ディズニーランドで、マイケル・ジャクソンの、ものすごいアニメーションを観たことを思い出した。マイケル・ジャクソンに手を差し出されて「ぎゃあ〜」と叫んだわたしであったなあ。いっしょにいった下宿先の息子さんのルイくんが、いまのゾエぐらいの歳だった。

 始まるのを待つ間、さっそく眼鏡をかけて「わ〜、ゾエが3Dで見える〜〜」などと言って、娘の鼻をくすぐるJPとじゃれるゾエ。その横で、ノエミが「恥ずかしい、来なきゃよかった」と言っている。

 映画が終わってから静かに家に帰り、わたしはガレット・デ・ロワ作り再開。パイ生地はすでに三回転して、冷蔵庫の中で眠っているので、あとはクリームを中に詰め込んで、フェーヴという陶製のフィギュアを入れて、焼くだけ。

 いびつだけど、おいしそうにこんがり焼けた。でも、ものすごく油っぽかった。いつものアーモンドクリームじゃ芸がないので、そこに、《ミッシェル・ブラン》の、梨とチョコレートの入ったガレットをマネして、わたしは、リンゴのカラメル煮を加えてみた。
なかなかのデキ。

 明日から、ノエミが寮に帰る。
 さあ、母も、明日から、ガンガン働きますぞ。

切り込みを入れすぎました

サクサクなパイ生地でした〜



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