2006/11/07

提案

 休み明け早々、PTA役員と、学校職員、市役所教育関係者による会議。休み前の会議でこの会議の時に提案や質問すべきことをまとめた。

 給食事情はよくない。市役所も、四方八方からの苦情に頭を悩ませている。管理者の再任を待っているとのこと。九月の新学期に給食費の滞納者や、入金遅れをした家庭の《子供》たちは、ポテトチップスの袋が一つだけ、配られるという事件があった。役所は子供たちを人質にした!!として騒然となった。

 心理的な問題などがある子供、不安定な行動をする子供の生活指導や親の相談に応える為に、学校にはカウンセラーが配置されているのが普通だ。でも近年、教師を減らすよりも割と簡単な、この分野がどんどん減らされ、現在市の3つの小学校に対して、1.5人のカウンセラーしか居ない。一人は朝から晩まで働いている人で、もう一人は半日だけ。この人たちはほかの市も掛け持ちしているので、一人で2000人のカウンセラーをしなければならない。どうしても問題があって、早急にカウンセラーが必要な子供は、現在ガヤックといって、カーモーから車で45分ぐらい掛かる町に送られている。

 放課後事情もよくない。教師陣は、授業についていけない子供、遅れがちな子供をリストアップして、補習を受けさせる方針を打ち出した。学校の管理と保険の範囲内で、教室の一つが開放されるが、教師陣の勤務時間は16時半までなので、そのあとの補習はボランティアに頼られる。その補習が必要とされている子供は全部で16人。現在2人のボランティアが、大変な思いをして面倒を見ている。

 この前の会議でわたしが提案した、子供たちにクリスマスカードなどを作らせて、売るという案は、教師陣にもうけた。小学校では作業室の設備不足や、アシスタントが居ないという問題などで、《図工》の時間がない。それで工作など滅多にやらない。クリスマスを前に、工作の時間を設けてもいい、と申し出る先生が断然多かった。物指しやカッターを使う練習にもなるし、計算や図形の勉強にもなる。

 わたしがモデルをこしらえて、来週別な会議で発表することになった。

忙しくなった。

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