2009/12/19

ああ、雪。大雪。


家の中でぬくぬく、ボボ


洗面所で。


雪のカーモー市役所

 雪が降る降る。。。。とラジオの予報でずっと言っていたので、木曜日から楽しみにしていたら、金曜日の朝カーモーでもちゃんと降った。
 雪は金曜日の朝4時頃に降り出して、登校時間にはずいぶん積もっていた。子どもたちのクリスマス休暇が金曜日の夜からだったので、最後の日に雪が降って、子どもたちも親たちも興奮していた。朝はまだ踏みしめる雪もきれいで、さくさくと気持ちよかったが、昼頃にはびちゃびちゃになって、事故もあちこちで起こり、午前中にニコニコしていた人々も、夕方にはうんざりという顔になっていた。

 この日は学校の食堂でクリスマスの特別な料理やプレゼントが出されることにもなっていたし、これまで勉強したノートや工作をもって帰ってくることになっていたので、ゾエはどうしても学校に行くのだと言った。学校に行けなかった子どもが半分以上はいたはずだが、ゾエは歩いて一分なので便利。
 一週間、風邪で学校を休んだノエミも、火曜日からはいやいや学校に行かせた。行かせると言っても、ものすごく寒いし暗いので冬は車で送ってあげる。
 金曜日には車が出せないから、どうする?と言うと、「ぜったいに行く!」と張り切る。最後の日なので、クラスでパーティーがあるらしいのだった。サンタクロースの赤い帽子をかぶって学校に出て行った。

 金曜日は朝市の日なので、わたしとJPは買い物かごを下げて、朝市の出る広場に9時頃向かった。4時前には支度をして出て来た、遠方の肉屋さんや魚屋さんの大きなトラックは来ていたけれども、近くの町から来る花屋さんやコーヒー豆屋さんは、出発の時間にはもう雪がずいぶん積もっていたのだろう、トラックを出せなかったらしい。市場には出店がずいぶん少なかった。お客もとっても少なかった。電気の消えている商店も多かった。

 ここのところ気温が低いので、いつもは外で暮らしているボボも、家の中に入れてあげている。
八百屋のおばさんが、冷蔵庫の中よりも、お店の方が寒かった。と言っていた。今朝はマイナス7度だったらしい。

 今年の1月の初めに日本からテレビ撮影隊が来たとき、「この辺では一年に一回しか雪なんか降らないんですよ〜。そんな日に来ちゃいましたね〜」と言ったものだったが、一年経たないうちにもう一回降った。雪の中でサントセシル大聖堂の写真を撮ったのは、ずっと前の冬だったような気がする。あの日、薬局の電光掲示板はマイナス5度だった。靴にもカイロをつめて仕事したのだ。

 子どもたちがクリスマス休暇に入った。
金曜日に予定されていた、音楽学校のクリスマス・コンサートは大雪のため無期延期になってしまった。ノエミといっしょに、チャイコフスキーの《くるみ割り人形》をずいぶん練習したので、拍子抜けした。

 わたしは台所を片付けたり、翻訳の原稿を読み直したり、朝隈くんの動物たちの写真を撮ったりしている。
JPが食器洗い器を買ってくれたので、ちょっとだけ時間の節約ができて、書いたり読んだりする時間が増えそうだ。
木曜日から合気柔術っていうのも始めた。このはなしはまた。

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