2010/06/14

試験勉強

 お勉強に精だしている。
もうすぐ指圧師の試験があるので、解剖学やら、中国医学の五行やら、いろいろと忙しいのだ。でも、なんと言っても大変なのは、《卒業論文》で、三回の診療所での研修と、パリの本部診療所での実習で学んだこと、感じたことなどを書けと言われていた。
量はどのくらいですかという質問に、
「だいたい15ページぐらかな?」
そんな簡単に言わないでほしいのよお〜。

そりゃあ、わたしは、だらだら書くのが好きなオンナだ。手書きの手紙も、まあ、気分が乗りさえすれば、相手にもよりますが、10まいぐらいは書くこともある。書くのはぜんぜんしんどくない。ネタさえあれば。

 ネタというのは、湧いてくる。探しても見つからない。いつの間にかその辺に転がっている。ネタがあっても、気分が乗らないと文にはならない。台所やトイレやお風呂。ボボの散歩の時や買い物してる時や、そうそう、車を運転している時などは特に、ネタを組み立てている。だいたいいつも、台所やトイレや風呂で、そして散歩、買い物、運転してる時に、いきなりネタを思いついて、そうすると、一日中なにをやっていても、「さて、このネタをどうやって書こうか」ということを考えている。

 パリの診療所研修で暇だったので、じゃんじゃん書いた。10ページぐらいあっという間に書けた。でも、帰って来てパソコンできれいに打ったら、たったの5ページにしかならずがっかりした。それで、習ったことをだらだらと並べて、それらについていちいち「こう思いました」などと書き添え、ついに18ページになった。
「提出する前に、あんた、ちょっとフランス語の悪いところを訂正してちょーだい」とJPに押し付けたら、これがまた、全然進まなかった。もういい加減提出しないと、そのせいで試験に合格できないよ、という時期に入ってしまったので、JPのお尻を叩いて、先ほどまでやらせて、ついさっき終わった。いくら頼んでもだらだらしてた。ふむとか、いや〜とか、そればっかりで。よっぽどわたしのフランス語がひどかったんだろう。

 フランス剣道連盟のサイトでも、「日本語で剣道を」っていう記事を書いている。読み直すと、かなりひどい。でも、友人たちに「ちょっと訂正してよ」と言っても、「いかにもみのりが書いたっていう感じが、方言で喋ってるような雰囲気が醸し出せてよろしい」とか言われ、だれも書き直してくれない。すでに10回を超えるので、あと20回ぐらい記事ができたら、本にしようという企画まである。挿絵画家までもう決まってる。なので、9回と10回はさすがに恥ずかしく、ノエミに読み直しをしてもらってから送っている。

 さて、ぐずぐず言われながらも、JPが「読み直して、書き直したよ」というので、わたしはもう読み直しも書き直しもせず、プリントアウトして、綴じた。明日パリに送る。

 年度末が近づいてるぜ〜〜という雰囲気が出てきた。試験、早く終わってほしい。ついでにちゃんと資格ももらえたらねえ。

 今年も夏の剣道合宿に参加する。日本から知り合いの剣道の先生を招待した。みんなと先生が英語で話すのについて行かねばならぬかと思い、英語の復習をしている。英語力、めちゃめちゃで先が思いやられる。

 43にもなって、こんなに勉強するとは、思ってもいなかった。
アタマ、ガチガチ。カラダ、ガクガク。
 

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