まるで、恋に落ちてしまった、ようだ。溺れるかもしれない。
彼を見た瞬間に、口があんぐりと広がって、思わずわあと声が出てしまった。それほどまでに、彼は美しかった。胸がドキドキした。そしてどうしても触れてみたくなった。
そおっと触れると、その光る肌は滑らかで、温かかった。私の手のぬくもりを吸い込んでいくようだ。なのにぬくもりは返ってくる。はじくと恥ずかしそうに震えてみせる。かわいいっ。背中をなでると、彼の生まれた森の風景が見えた。ニスの匂いに混ざって、風の香りも感じられた。
両膝でしっかり包んで、胸骨で抱きとめた。抱きしめると、私の腕の中にすっぽりおさまる。愛おしくて、もう離したくないっ、と思った。
彼との約束に遅れそうだったので、猛スピードで走って来た。帰りは彼を載せていたので、傷つけないようにゆっくりと走った。そうしたら、来る時に見えなかったものが沢山見えた。制限速度の標識も、道路脇のヒツジの群れも、家々の手入れされた花壇も見えた。鼻から唄まで出た。100回も聴いたカザルスだった。
彼のことを考えると、気持ちが弾み、心が和む。頭の中は彼のことでいっぱいだ。ずっと触れていたい。抱きしめていたい。いっしょに歌ってくれるだろうか。私に優しくしてくれるだろうか。いつまでも仲良く過ごしていけるだろうか。私を見捨てたりしないだろうか。不安だ。
見ているだけでうっとりする。彼の声を聴くとメロメロだ。今夜は眠れない。
ああ、彼の名は。。。。。チェロ
行ってまいりました!!無料体験レッスン第1回目。(来週あと一回ただ)
私の身体に合わせて、3/4サイズという小さなチェロでした。でもちゃんと4弦あります。
病み付きになりそうです。癒されます。
いろんなことが剣道に通じるので、先生の話を聞いているだけで、血が湧くどころか、肉まで踊ってしまいました。(今日の私は筋肉痛です。)
昼間に有閑マダムをやるために、夜中に働いています。寝不足でへろへろです。先生のキノコは、虫がいっぱいついていて、私の悲鳴とともに、コンポストに放り込まれました。
2005/09/14
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