県外に住んでいる友達が、カルモー近辺の家賃の安さに興味を持っている。
「こんど引っ越す時はその辺りにしようかなー」と言い始めたので、ぜひともこの辺に決めてもらいたいと思って、この辺りのよさをアピールしている。
売ります、買います情報誌というのがあって、不動産屋さんの店先で無料配布されているので、そういうのももらって来て、情報集めをしている。
スーパーのレジで、私の前に通過した人が、レジを打っている人と知り合いらしく、おしゃべりに花が咲いていた。聴くとはなしに聞いていたら、「こんどうちを売るからよろしく」と言っている。「スーパーに勤めている人の中に、誰かいい人がいたら」と言っている。
隣のレジを打っていた人が、「え?家を売るんですって!?どんな家?」と客をほっぽり出して身体を乗り出して来る。
2台のレジのベルトコンベアーが停止してしまったが、客の少ない時間帯でもあったので、なんとなくのんびりしている。私も、私の後ろの人たちも、「どんな家?」の続きに耳を立てていた。
改築したばかりで、部屋は三つあり、庭はX平方メートルで。。。湖のそば。
ほお、湖といえば昨日行った《ルーカイエ湖》だろう。あの辺の田舎道を思い浮かべた。
これは友達に知らせねばならぬと思って、レジを離れていこうとしている大家さんを取っ捕まえて、住所と電話番号をいただいた。友達にさっそくメールを書いた。
「でも、今すぐ見に行けないし、今すぐ買えないし」と言われて、ちょっとがっかり。でも自分のおっちょこちょいが丸出しで恥ずかしい。
その友達、この夏休みに、遊びに来てくれる。
いい所をたくさん見せて、絶対この辺に住みたくなるように、せっせとアピールしなければ、と鼻息を荒くしている。
一昨年私たちが家を探していたころよりも、土地も家も安くなっているような気がする。《情報誌》を眺めていると、今住んでいる家よりもいい家がいっぱいあったように思えて来る。
友達は「今住んでいる家を高く売って、田舎で広大な土地を買う」と言っているのだが、彼女はコートダジュールに住んでいるし、雑誌から抜け出したようなすてきな家に住んでいるので、きっと高くで売れるに違いない。
うちの庭にだって、ちょっとずつ草が生え始めているのだ。。。
《住めば都》の言葉も、わかり始めたところ。
やはり友達に、ぜひ引っ越して来てもらいましょう。ふふふ
2006/06/02
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