ダンスクラブと共有している剣道場で、今日は「ハラダンス」の講習会がある。 「フラダンス」じゃないよ「ハラダンス」だよ。 アラブ系の、腰の太いおばちゃん達が、お腹の部分が大きく開いた、そして、じゃらじゃらとビーズをぶら下げた派手な衣装で、腹踊りをする。
道場横の物置で暮らしているドレイ先生は、「ああ、うッとおしいなあ」と言っていたが、使用料無しで、先生の顔だけで借りている道場だから、使用料を払ってダンスをしている人たちには、素直に明け渡さねばならない。
私は、みんなに「えー?また、朝っぱらからアスパラ?」と言われながらも、先日買い占めたアスパラガスをグラタンやらサラダにして、残った時間で、ちょっとだけアイロン掛けをして、そのあとは腹を出して昼寝した。
夜があっという間に訪れて、「いい一日だったねえー、今日なにしたっけ?」と言ったら、みんなが「アンタは何もやってない」と言った。
JPは、井戸にポンプをつけた。
家を買った時から井戸があると言われていたのだが、完全にセメントで塞がれて、そのうえに土を入れて花壇になっていた。
その花壇を全部壊して(何も生えていなかったから)、井戸のふたに穴をあけ、おもりをつけたヒモを降ろしてみたら、なんとその井戸は30メートルもあって、しかも、井戸の一番上から2メートル付近まで水が来ているという。ラッキー。
井戸に水が入っているかどうかさえわからなかったこの冬に、JPのお母さんが衝動買いして持って来た、井戸ポンプがいよいよ日の目を見た。これで枯れ井戸だったら、また私にぶーぶー言われていたところだが、水がたっぷり入っている井戸だから、ポンプがあるのはよいことだ。たまには感謝してみる。
ポンプと言っても、今どきの電気式ではない。
「トトロ」の「サツキとメイの家」にもある、あの、手押しポンプだ。
ハンドルを、キーコーキーコと上下に動かして、水を汲み上げる仕組み。
いつもレタスを洗った水や、濯ぎの水と雨水はできるだけキープして、それを庭にまいていたが、これからは井戸のお水があるから楽だ。
節水にうるさいJPが、私が庭中にまいた《日本の芝生》の種に、せっせと水を掛けている。
《日本の芝生》というのはこういう名前でスーパーで売っていた、野の草花の種を20種類ぐらい混ぜた種のセットだった。前の家でも撒いたことがあるが、ぺんぺん草とか、かすみ草、ポピーなどが生えて来る。そしてしばらくすると「その辺雑草で手に負えない」状態になる予定。
今はまだ不毛地帯なので、まずは雑草にがんばってもらおうと思って、この種を二袋も撒いた。
雑草が一番しぶとい。
2006/05/20
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