みんなが帰って来た。
途中で、頼んであった買い物もして来てくれたので、家の中に人口と食料が増えた。残り野菜でスープは作ってあったので、家の中の温度も一気に上昇した。
子どもたちはナルボンヌで、ヴェニスの商人に変装して行ったカーニバルでの話や、アグドという港町で、魚は食べずにステーキ・フリット(ミンチのステーキとフライドポテト)を食べた話をしていた。博物館にも行ったらしい。
私が留守中に造った、残り木の物入れと、障子紙を貼って造ったランプを見て、感動している。物入れには箱に入っているゲームやおもちゃを並べて片付けたのだ。そこに「しゃべる人形」のフュオビーも片付けてしまった。ランプは思ったよりきれいにできたので今度写真を撮ろうと思っている。
今日で二月も終わり。あっという間だった。
2006/02/28
2006/02/27
久しぶり
日記が26日から止まったままだったので、みなさまにはご心配をおかけしました。「10年に1度」とも言える(?)大きな仕事が入ったので、毎日睡眠時間が3時間という生活をしていたのです。3月15日午前3時頃。。。無事納品を済ませ、昨日はたくさん寝て、今日はもう3月16日ですが、2月27日からの日記をまとめて書いていくことにします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海外に出て、独身だった時期が6年以上はあったので、役所まわりでも日曜大工でもほとんど自分でやっていたものだ。結婚してからもJPが船に乗っていて、一年の半分は独りだった時期もまた長かったので、私はけっこう何でも一人でできるオンナだ、と思っていた。けれども、何でも一人でやってしまうと、若奥様の可愛げもないし、ダンナはどんどん「妻まかせ」になるので、できることでも「ちょっとやってよ」と言ってみることにしたのだ。
子供もそうだ。なんでもやってあげていると、母親を小間使いのように思ってしまうらしいので、私は子供がその辺に落としたものも拾わないし、子供の食器は片付けないし、宿題も見ない。(難しいから無理だけど)母がナーンでもやってしまうと、あっという間に片付くことはいっぱいあるのだが、私は私の受け持ち範囲を決めて、そこからさきはイライラしながら見守る努力をしている。
そうして無関心を装っているうちに、この頃はJPの敷地内(書斎、道具箱、倉庫、屋根裏)でいったい何が起こっているのか、さっぱりわからなくなっている。だから敷地内にある「湯沸かし器」については知ろうともしなかった。
独身生活というのは寒々しいなあーと思っていたら、夜になって室内温度が一気に下がった。私は寒がりなので気のせいだろうと思って我慢をしていたが、暖房器具が冷たい。
JPから電話が来たので、家の中が寒いと言ったら「寂しいんだろ?」と言って不気味に笑っている。温度計を見たら20度の表示になっているので「家の温度が高ければ暖房の湯沸かし器は点火しない仕組み。寒がりはおまえのせいだから我慢しろ」みたいなことを言われて電話を切った。
でも、おかしい。夜遅くになっても暖房は冷たいままで、手足が凍えて、息が白くなって来たが暖房コントロール器の温度計は20度のままだ。迷ったあげくにまたJPに電話して、義母に「淋しいんだったら来ればよかったのに」と不気味に笑われながら、JPの声に変わった。
状況から推測して、暖房は故障している。それで、私はコードレスの電話を持って、JPの暗い敷地内に入って行った。実況中継とともに湯沸かし器のいろんなボタンを設定し直して、湯沸かし器に「ボッ」と火が点いた時には、マッチ売りの少女よりも幸せな気持ちになった。ああ、電話の向こうにJPが居てくれてよかった。夜中の2時ごろにシャワーを浴びて、いきなり湯沸かし器が故障していることに気づいたのでなくてよかった。。。
暖かくなり始めた暖房に、お尻をすりつけながら、早くみんなが帰って来ないかなーと思った。
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海外に出て、独身だった時期が6年以上はあったので、役所まわりでも日曜大工でもほとんど自分でやっていたものだ。結婚してからもJPが船に乗っていて、一年の半分は独りだった時期もまた長かったので、私はけっこう何でも一人でできるオンナだ、と思っていた。けれども、何でも一人でやってしまうと、若奥様の可愛げもないし、ダンナはどんどん「妻まかせ」になるので、できることでも「ちょっとやってよ」と言ってみることにしたのだ。
子供もそうだ。なんでもやってあげていると、母親を小間使いのように思ってしまうらしいので、私は子供がその辺に落としたものも拾わないし、子供の食器は片付けないし、宿題も見ない。(難しいから無理だけど)母がナーンでもやってしまうと、あっという間に片付くことはいっぱいあるのだが、私は私の受け持ち範囲を決めて、そこからさきはイライラしながら見守る努力をしている。
そうして無関心を装っているうちに、この頃はJPの敷地内(書斎、道具箱、倉庫、屋根裏)でいったい何が起こっているのか、さっぱりわからなくなっている。だから敷地内にある「湯沸かし器」については知ろうともしなかった。
独身生活というのは寒々しいなあーと思っていたら、夜になって室内温度が一気に下がった。私は寒がりなので気のせいだろうと思って我慢をしていたが、暖房器具が冷たい。
JPから電話が来たので、家の中が寒いと言ったら「寂しいんだろ?」と言って不気味に笑っている。温度計を見たら20度の表示になっているので「家の温度が高ければ暖房の湯沸かし器は点火しない仕組み。寒がりはおまえのせいだから我慢しろ」みたいなことを言われて電話を切った。
でも、おかしい。夜遅くになっても暖房は冷たいままで、手足が凍えて、息が白くなって来たが暖房コントロール器の温度計は20度のままだ。迷ったあげくにまたJPに電話して、義母に「淋しいんだったら来ればよかったのに」と不気味に笑われながら、JPの声に変わった。
状況から推測して、暖房は故障している。それで、私はコードレスの電話を持って、JPの暗い敷地内に入って行った。実況中継とともに湯沸かし器のいろんなボタンを設定し直して、湯沸かし器に「ボッ」と火が点いた時には、マッチ売りの少女よりも幸せな気持ちになった。ああ、電話の向こうにJPが居てくれてよかった。夜中の2時ごろにシャワーを浴びて、いきなり湯沸かし器が故障していることに気づいたのでなくてよかった。。。
暖かくなり始めた暖房に、お尻をすりつけながら、早くみんなが帰って来ないかなーと思った。
2006/02/26
華の独身
日曜日。独身なんだからおもいっきり朝寝坊をすると思ったら、大間違いだ。独り身のお天気のよい日曜日には、ぜったいに早起きをするつもりだった。しっかり目覚ましをかけて、まあ、それでもいつもよりはゆっくりの時間ということにする。でも、目覚ましが鳴らないうちにボボに起こされた。
ボボはJPが居ないことを察しているらしく、昨日もみんなが出て行ってからずっとぐずぐずいったり吠えたり、ドアをガリガリやったりしている。困ったものだ。ボボのせいで(おかげで)私だけ留守番をすることになった(アリガトー)というのに、恩というものを感じていないやつ。
ご主人様が居なくて、犬まんまが底をついたので、仕方ないから、ボボのために台所に立ち、ご飯とひき肉で犬まんまを作って差し上げた。独身だと思ったらボボ様がいらっしゃったのだ。
日曜日のお散歩はJPの役目なのに、ひとりなので私が散歩に連れて行かねばならない。それなのに帰って来たら「足りない」と言って吠えている。ノエミが使わない乗馬の鞭を、ボボの鼻先でひゅんひゅん鳴らして、低い声でどなっても、バッカにされている。こいつううう
JPから電話が掛かって来たので、「ちょっと、ボボのこと叱ってよ」とお願いして、電話を犬小屋に持って行った。ボボのピラピラの耳をつまんで持ち上げ、受話器を耳に近づけた。JPが大きな声でボボを怒っているのが聞こえている。ボボは尻尾を巻いて犬小屋の奥に入った。私のこと、なんだと思ってる。ゆるせん!
日曜日はとてもよいお天気だった。一日中「日曜大工」をした。家じゅうに転がっている「犬小屋のあまり」や「本棚の残り」「床板の余分」の木材で、60X70X170の大きな棚を作った。ただし、壁とタンスの隙間に入れる棚で、そのスペースにはパイプがあって、L字型のスペースにぴったり入る棚にしたかったので、設計図を書いて、計ったり木材を切ったりしているうちに、時間はどんどん過ぎて行った。
組み立てが終わったのは夜の8時ごろになっていた。シャワーを浴びて、昨日買った「ネム」を電子レンジで温めた。白いご飯も炊いた。パソコンの前に食べ物を並べる。ポリーヌさんから借りた『もののけ姫』のDVDを見ながら、夕食を食べた。アメリカ人みたいだ。全部見たらもう1時ごろになっていたのだが、消す操作をしていたら『日本語バージョン』もあることがわかり、もう一度最初から日本語で見た。今度は前から準備をしていた《ランプ》を作りながら見た。映画が終わるまでにランプづくりは終わらず、明日に持ち越しとなった。
火曜日提出の翻訳の仕事を金曜日の朝に終わらせておいたのに、訂正があって、書き直さなければならなくなった。それも食事の支度や、子供のシャワーに中断されることなく、あっという間に終わってしまった。独身だと仕事も速いのか?
一日がいつもに比べてもっと《あっという間》だ。
華の独身生活も残すところあと二日となってしまった。
そういえば今日は日本のお友達のミオちゃんの結婚式だった。別な友だちが《226事件》だよと教えてくれたので、この日を楽しみにしていた。同級生の花嫁さんはなんとも久しぶりだ。
私は今年結婚11年目。そしてたまには「独身」を夢見る主婦、二児の母になってしまった。
電気と音楽をつけっぱなしにする。一人静かに。。。というのはけっこう淋しいなあ。
ボボはJPが居ないことを察しているらしく、昨日もみんなが出て行ってからずっとぐずぐずいったり吠えたり、ドアをガリガリやったりしている。困ったものだ。ボボのせいで(おかげで)私だけ留守番をすることになった(アリガトー)というのに、恩というものを感じていないやつ。
ご主人様が居なくて、犬まんまが底をついたので、仕方ないから、ボボのために台所に立ち、ご飯とひき肉で犬まんまを作って差し上げた。独身だと思ったらボボ様がいらっしゃったのだ。
日曜日のお散歩はJPの役目なのに、ひとりなので私が散歩に連れて行かねばならない。それなのに帰って来たら「足りない」と言って吠えている。ノエミが使わない乗馬の鞭を、ボボの鼻先でひゅんひゅん鳴らして、低い声でどなっても、バッカにされている。こいつううう
JPから電話が掛かって来たので、「ちょっと、ボボのこと叱ってよ」とお願いして、電話を犬小屋に持って行った。ボボのピラピラの耳をつまんで持ち上げ、受話器を耳に近づけた。JPが大きな声でボボを怒っているのが聞こえている。ボボは尻尾を巻いて犬小屋の奥に入った。私のこと、なんだと思ってる。ゆるせん!
日曜日はとてもよいお天気だった。一日中「日曜大工」をした。家じゅうに転がっている「犬小屋のあまり」や「本棚の残り」「床板の余分」の木材で、60X70X170の大きな棚を作った。ただし、壁とタンスの隙間に入れる棚で、そのスペースにはパイプがあって、L字型のスペースにぴったり入る棚にしたかったので、設計図を書いて、計ったり木材を切ったりしているうちに、時間はどんどん過ぎて行った。
組み立てが終わったのは夜の8時ごろになっていた。シャワーを浴びて、昨日買った「ネム」を電子レンジで温めた。白いご飯も炊いた。パソコンの前に食べ物を並べる。ポリーヌさんから借りた『もののけ姫』のDVDを見ながら、夕食を食べた。アメリカ人みたいだ。全部見たらもう1時ごろになっていたのだが、消す操作をしていたら『日本語バージョン』もあることがわかり、もう一度最初から日本語で見た。今度は前から準備をしていた《ランプ》を作りながら見た。映画が終わるまでにランプづくりは終わらず、明日に持ち越しとなった。
火曜日提出の翻訳の仕事を金曜日の朝に終わらせておいたのに、訂正があって、書き直さなければならなくなった。それも食事の支度や、子供のシャワーに中断されることなく、あっという間に終わってしまった。独身だと仕事も速いのか?
一日がいつもに比べてもっと《あっという間》だ。
華の独身生活も残すところあと二日となってしまった。
そういえば今日は日本のお友達のミオちゃんの結婚式だった。別な友だちが《226事件》だよと教えてくれたので、この日を楽しみにしていた。同級生の花嫁さんはなんとも久しぶりだ。
私は今年結婚11年目。そしてたまには「独身」を夢見る主婦、二児の母になってしまった。
電気と音楽をつけっぱなしにする。一人静かに。。。というのはけっこう淋しいなあ。
2006/02/25
独身貴族
JPと子どもたちが、JPの両親の家に旅だって行った。ああ、3泊4日の独身貴族生活が待っている。さて、何をしよう。まずは、図書館でCDーROMと雑誌を借りた。そしてお買い物。
家に自分だけとなって何をしたいかというとやはり「家事をしない。時計を見ない」ということを「したい」。それから、ひとりでこっそり食べたいと心に描いていたものを、おもいっきり食べたい。「食べたいもの」とはいったい何か?スーパーを一周して、「エビ」と「ネム」と「あられ」と「ピエモンテーズ・サラダ」を買った。
「エビ」はJPがエビ・アレルギーなので食卓に出すのが禁止されている。出してもいいんだけど、自分の食べる分があっても、ほかの人が食べる分をどうせ作らなければならないので、自分は我慢してみんなで食べるものを出すことにしている。私はエビが大好きで、いつもいつも「ああ、エビが食べたい」と思っている。
「あられ」は「日本風クラッカー」という名前で売られているもので、スーパーを歩き回っていたら、こーんな思いがけないものがあったので、感動して思わず手が出てしまった。「衝動買い」も禁止されている我が家であるから、この辺でおもいっきり羽を伸ばす。
「ネム」というのはベトナム風春巻きで、私は普段時間を掛けて自分で作っている。ネムも大好物で、時間を掛けても作るものだが、「一人分だけ」作るということはまずない。肉屋さんのお惣菜のコーナーにも売っているのだが、いつもは「自分で作れるものをお店で買うなんて」という気持ちがあるので、出来上がりを買って食卓に出したことはない。自分で作ることはない「エビ入り」にした。
「ピエモンテーズ・サラダ」というのは、日本でいうとソーセージ入りのマヨネーズで和えた「ポテトサラダ」だろうか。我が家では市販のマヨネーズは約二名のうるさい奴らから「気持ち悪い」と言われているために、工場で作ったマヨネーズで和えた大量生産のサラダなんて。といわれるのを恐れて食卓に出したことはない。でも、よくこのピエモンテーズは、ひとりの昼食の時などは隠れて買って食べているのだ。
こんばんは、夕べの残り物を片付けてしまう。お楽しみは明日。日曜日はどこも閉まってしまうから食料確保せねば。それにしても、生活の基本である「食」の部分で、私は普段からけっこう我慢しているとみえるなあ。好きなものや食べたいものが家族のほかのメンバーとは異なるので、我慢しているのだ。これじゃあ、ストレスたまるはずだ。でもこのメニューを見たら、「ただインチキしたいだけ」という気もする。
さっさとシャワーを浴びて、思う存分インターネット・サーフをして、たくさんの人にメールを書いて、夜中になってから本棚に行って本を8冊選んで来た。その中の5冊を、斜め読みだけど一気に読んだ。ちょっと気がすんだ。ベッドのところに図書館で借りた雑誌とスーパーで買った雑誌も積み上げた。いちおう全部見た。
音楽をがんがんにかけて、パソコンの前とベッドの中でも「あられ」を食べた。こんなことを子供の前ではできない。
午前3時ごろ、電気と音楽をつけっぱなしのまま、雑誌を閉じた。もうこのまま寝るつもり。
なかなか「独身貴族」らしくなって来た。午後、ひとこともしゃべらなかった。
(誰もどならずにすんだということか。ふむふむ)
家に自分だけとなって何をしたいかというとやはり「家事をしない。時計を見ない」ということを「したい」。それから、ひとりでこっそり食べたいと心に描いていたものを、おもいっきり食べたい。「食べたいもの」とはいったい何か?スーパーを一周して、「エビ」と「ネム」と「あられ」と「ピエモンテーズ・サラダ」を買った。
「エビ」はJPがエビ・アレルギーなので食卓に出すのが禁止されている。出してもいいんだけど、自分の食べる分があっても、ほかの人が食べる分をどうせ作らなければならないので、自分は我慢してみんなで食べるものを出すことにしている。私はエビが大好きで、いつもいつも「ああ、エビが食べたい」と思っている。
「あられ」は「日本風クラッカー」という名前で売られているもので、スーパーを歩き回っていたら、こーんな思いがけないものがあったので、感動して思わず手が出てしまった。「衝動買い」も禁止されている我が家であるから、この辺でおもいっきり羽を伸ばす。
「ネム」というのはベトナム風春巻きで、私は普段時間を掛けて自分で作っている。ネムも大好物で、時間を掛けても作るものだが、「一人分だけ」作るということはまずない。肉屋さんのお惣菜のコーナーにも売っているのだが、いつもは「自分で作れるものをお店で買うなんて」という気持ちがあるので、出来上がりを買って食卓に出したことはない。自分で作ることはない「エビ入り」にした。
「ピエモンテーズ・サラダ」というのは、日本でいうとソーセージ入りのマヨネーズで和えた「ポテトサラダ」だろうか。我が家では市販のマヨネーズは約二名のうるさい奴らから「気持ち悪い」と言われているために、工場で作ったマヨネーズで和えた大量生産のサラダなんて。といわれるのを恐れて食卓に出したことはない。でも、よくこのピエモンテーズは、ひとりの昼食の時などは隠れて買って食べているのだ。
こんばんは、夕べの残り物を片付けてしまう。お楽しみは明日。日曜日はどこも閉まってしまうから食料確保せねば。それにしても、生活の基本である「食」の部分で、私は普段からけっこう我慢しているとみえるなあ。好きなものや食べたいものが家族のほかのメンバーとは異なるので、我慢しているのだ。これじゃあ、ストレスたまるはずだ。でもこのメニューを見たら、「ただインチキしたいだけ」という気もする。
さっさとシャワーを浴びて、思う存分インターネット・サーフをして、たくさんの人にメールを書いて、夜中になってから本棚に行って本を8冊選んで来た。その中の5冊を、斜め読みだけど一気に読んだ。ちょっと気がすんだ。ベッドのところに図書館で借りた雑誌とスーパーで買った雑誌も積み上げた。いちおう全部見た。
音楽をがんがんにかけて、パソコンの前とベッドの中でも「あられ」を食べた。こんなことを子供の前ではできない。
午前3時ごろ、電気と音楽をつけっぱなしのまま、雑誌を閉じた。もうこのまま寝るつもり。
なかなか「独身貴族」らしくなって来た。午後、ひとこともしゃべらなかった。
(誰もどならずにすんだということか。ふむふむ)
2006/02/24
はりきる
今週「ビズ・ファミーユ」という雑誌を知った。
サイトはこちら http://www.bisoupfj.com/
「フランスで学び、働き、住む日本人を応援する雑誌」とある。
このバックナンバー3号が「バイリンガルについて考える」というテーマなのだが、インターネットでバイリンガルのことを調べていたら、このサイトにたどり着いてしまったのだ。
「ビズ・ファミーユ」で地方特派員を募集していたので、さっそく編集長さんにメールを書いてみた。トゥールーズの特派員はお友達だった。彼女の名前をこんなところで発見するとは思っていなかった。そういうわけでトゥールーズには特派員がいるのに、カーモーにもアルビにも居ないことがわかったので、この近辺の特派員を申し出てみたのだ。ボランティアだけど、昔新聞記者に憧れていたので、つい「特派員」と聞いて黙っていられなくなった。
お返事はすぐにいただけて、特派員としての規定とか義務とか責任も、そんなに重々しくないので、私にでもきるのではないかしらと思っている。ただしカーモーには日本人に喜ばれそうな面白いものはないので、仕事をしているアルビ市のことでも書こうかと思っている。
まずは一度通訳をして、専門家並みの(?)物知りになった「ラペルーズ博物館」だろうか?あるいは、日本人観光客もよく訪れている「トゥールーズ=ロートレック美術館」だろうか。知名度としては後者かな。
とりあえず雑誌を注文して、ほかの特派員がどんな物を書いているのか、探りを入れなければ。
それにしても、こんな雑誌ができるほど、フランスに住んでいる日本人が居るとは驚きだ。
昨日いっしょに映画を見に行った友達が、「アンパンマンといっしょに平仮名を覚えよう」という面白い子供用の電池で動く教具を貸してくれた。二人がせっせと平仮名の練習をしている。
今日は、パリに来ているはずの従妹に電話しようと思っていたら、夕方から夜遅くまで、子どもたちは喧嘩ばかり、泣いたり喚いたり、こっちはどなったり吠えたり。。。そうしている間に「その団体様は、もう日本にお帰りになりましたよ」の時間になっていた。とっても残念だった。
従妹は楽しいヨーロッパ旅行ができたんでしょうか。
また来たいと思ってくれたかな?また来てくれるかな?
サイトはこちら http://www.bisoupfj.com/
「フランスで学び、働き、住む日本人を応援する雑誌」とある。
このバックナンバー3号が「バイリンガルについて考える」というテーマなのだが、インターネットでバイリンガルのことを調べていたら、このサイトにたどり着いてしまったのだ。
「ビズ・ファミーユ」で地方特派員を募集していたので、さっそく編集長さんにメールを書いてみた。トゥールーズの特派員はお友達だった。彼女の名前をこんなところで発見するとは思っていなかった。そういうわけでトゥールーズには特派員がいるのに、カーモーにもアルビにも居ないことがわかったので、この近辺の特派員を申し出てみたのだ。ボランティアだけど、昔新聞記者に憧れていたので、つい「特派員」と聞いて黙っていられなくなった。
お返事はすぐにいただけて、特派員としての規定とか義務とか責任も、そんなに重々しくないので、私にでもきるのではないかしらと思っている。ただしカーモーには日本人に喜ばれそうな面白いものはないので、仕事をしているアルビ市のことでも書こうかと思っている。
まずは一度通訳をして、専門家並みの(?)物知りになった「ラペルーズ博物館」だろうか?あるいは、日本人観光客もよく訪れている「トゥールーズ=ロートレック美術館」だろうか。知名度としては後者かな。
とりあえず雑誌を注文して、ほかの特派員がどんな物を書いているのか、探りを入れなければ。
それにしても、こんな雑誌ができるほど、フランスに住んでいる日本人が居るとは驚きだ。
昨日いっしょに映画を見に行った友達が、「アンパンマンといっしょに平仮名を覚えよう」という面白い子供用の電池で動く教具を貸してくれた。二人がせっせと平仮名の練習をしている。
今日は、パリに来ているはずの従妹に電話しようと思っていたら、夕方から夜遅くまで、子どもたちは喧嘩ばかり、泣いたり喚いたり、こっちはどなったり吠えたり。。。そうしている間に「その団体様は、もう日本にお帰りになりましたよ」の時間になっていた。とっても残念だった。
従妹は楽しいヨーロッパ旅行ができたんでしょうか。
また来たいと思ってくれたかな?また来てくれるかな?
2006/02/23
かくれんぼ
友達とCache cache (カシュカシュ・かくれんぼ)という映画を観に行った。Yves Caumonという若い監督の作品で、この日は「シネグテ(映画のあとおやつが出る)の日」だったのだが、監督さんも放映に参加していて、映画のあとおしゃべりすることができた。
子どもたちがうるさかったので、監督さんに近づくことができなかったが、帰って来てから感想を書いてメールを送った。とても興味深い映画だった。
まず真っ暗闇に「瞳」が出て来る。
こわい!! ゾエが泣くんじゃないかと思った。
その「目」は家の中から、外を伺い見るレーモンの目だ。
古い田舎の一軒家、ずっと前から売りに出されていたその家に、いよいよ買い手がつく。辺りに散乱している古い家財道具を、粗大ゴミとして片付けて行く。改装工事、引っ越し、、、その慌ただしい人の流れの合間を、ドアの後ろから草むらへ、犬小屋から木の陰へ。ちょこちょこと走り回って、こちらを伺っている「目」がある。人がいる。誰にも見えない。(映画を見ている人には見えている。汚いレーモンおじさん。映画中ひとことも話さない。)
家の中に居られなくなったレーモンは、古井戸の中に隠れて暮らすようになる。夏。子供のプールで服を洗ったり、合鍵で台所に入って誕生ケーキの残りを盗んだりする。子供が井戸に落としてしまった風船を、さて、どうしよう。。。子供が探しに来てはまずいので、考えたすえ、勢いよく投げて、風船を井戸の外に送り出す。子どもたちは大喜び。井戸にお化けが居ると言って、井戸の中に靴やおもちゃやいろんなものを落とす。レーモンおじさんは、降って来るいろんなものを、少しずつ家の中に返しに行くのだが、靴がランプにブラ下がっていたり、ぬいぐるみが木の上に座っていたり、なかなかユーモアがある。子どもたちにバカウケだった。
子供は「この家にお化けが居る」と言って面白がっている。見つけて友達になりたいと思っている。大人はだんだんおかしいことがわかると「お化けが居る」と信じたくなくて、ヒステリーになる。
毎日その家の前を通過して「この家は何かおかしい。誰か居る」と感じていた郵便配達の女性が「レーモンには優しくしてあげないといけない。優しくしてあげたら、悪さはしないはずだから」という。村では、レーモンはとっくの昔に死んだと思われている、この家のまえの所有者だった。
レーモンは日本の座敷童みたいだ。
私は小さい時から、半開きのドアや暗い「隣の部屋」が大嫌いだ。置かれてある人形や写真が動くような気がする。 いつも誰かに見られている気がして、便器のふたでも、電子レンジのドアでも、タンスの引き出しでも、開けっ放しにできない。吸い込まれそうで恐い。誰かが出てきそうで恐い。誰かに見られているような気がしていやだ。
でも、カシュカシュの映画を見て、「こんなおじさん」だったら家に居てくれたら面白いだろうと思った。家神を恐いと思うのはまちがっていたのかもしれない。
家神が逃げて行かないような、おだやかな家にしなければと思った。
子どもたちがうるさかったので、監督さんに近づくことができなかったが、帰って来てから感想を書いてメールを送った。とても興味深い映画だった。
まず真っ暗闇に「瞳」が出て来る。
こわい!! ゾエが泣くんじゃないかと思った。
その「目」は家の中から、外を伺い見るレーモンの目だ。
古い田舎の一軒家、ずっと前から売りに出されていたその家に、いよいよ買い手がつく。辺りに散乱している古い家財道具を、粗大ゴミとして片付けて行く。改装工事、引っ越し、、、その慌ただしい人の流れの合間を、ドアの後ろから草むらへ、犬小屋から木の陰へ。ちょこちょこと走り回って、こちらを伺っている「目」がある。人がいる。誰にも見えない。(映画を見ている人には見えている。汚いレーモンおじさん。映画中ひとことも話さない。)
家の中に居られなくなったレーモンは、古井戸の中に隠れて暮らすようになる。夏。子供のプールで服を洗ったり、合鍵で台所に入って誕生ケーキの残りを盗んだりする。子供が井戸に落としてしまった風船を、さて、どうしよう。。。子供が探しに来てはまずいので、考えたすえ、勢いよく投げて、風船を井戸の外に送り出す。子どもたちは大喜び。井戸にお化けが居ると言って、井戸の中に靴やおもちゃやいろんなものを落とす。レーモンおじさんは、降って来るいろんなものを、少しずつ家の中に返しに行くのだが、靴がランプにブラ下がっていたり、ぬいぐるみが木の上に座っていたり、なかなかユーモアがある。子どもたちにバカウケだった。
子供は「この家にお化けが居る」と言って面白がっている。見つけて友達になりたいと思っている。大人はだんだんおかしいことがわかると「お化けが居る」と信じたくなくて、ヒステリーになる。
毎日その家の前を通過して「この家は何かおかしい。誰か居る」と感じていた郵便配達の女性が「レーモンには優しくしてあげないといけない。優しくしてあげたら、悪さはしないはずだから」という。村では、レーモンはとっくの昔に死んだと思われている、この家のまえの所有者だった。
レーモンは日本の座敷童みたいだ。
私は小さい時から、半開きのドアや暗い「隣の部屋」が大嫌いだ。置かれてある人形や写真が動くような気がする。 いつも誰かに見られている気がして、便器のふたでも、電子レンジのドアでも、タンスの引き出しでも、開けっ放しにできない。吸い込まれそうで恐い。誰かが出てきそうで恐い。誰かに見られているような気がしていやだ。
でも、カシュカシュの映画を見て、「こんなおじさん」だったら家に居てくれたら面白いだろうと思った。家神を恐いと思うのはまちがっていたのかもしれない。
家神が逃げて行かないような、おだやかな家にしなければと思った。
2006/02/22
あと2週間
ノエミの怪我から一週間経ち、検査のために病院へ行った。
先週帰る時に、レントゲン技師を予約して、レントゲンを撮ってから医者のところへ、と言われていた。今日病院の3階にレントゲンを撮りに行くと、ギプスを外してもらってからレントゲンを撮りに来いと言われるので、1階の医者のところに戻った。そうしたら、レントゲンを撮って確認してから、ギプスを外すかどうか決めたいから、まずレントゲンを撮って来いと言われ、まーたエレベーターに乗った。
レントゲンでは、先週ずれて見えた骨は、元に戻っていなかったのだが、先週よりもひどくなっていたわけではないし、たった一週間では治るわけがないので、「ずれたままだけどしかたない」と言われた。ただし、手術するかどうかの心配はなくなった。成長に影響は及ばさないでしょう、とのことで安心した。
その代わりあと2週間ギプスのまま。ノエミは今日外してもらえると思っていたので(期待しちゃだめとは言ったのに)あと2週間と言われて、ショックを受けていた。
すでにギプスの中が痒い。なんだか臭い。手首の所が当って、すれて来ている。
来週の水曜日は矯正歯科医の所。
再来週はまた病院で検査。
結局冬休みは台無しだった。
でも、私としては、手術しなくていいと言われたし、本格的な固いギプスをはめられなかったので、軽かったのだと思ってほっとしている。まだ「アンタはドジだから」で笑い飛ばせる範囲内だ。頭を打っていたり、顔がぐちゃぐちゃに潰れたりしたら、もっとたいへんだったと思うし、一生車いすとか、目に見えない内臓が悪いとかだったら、家族みんな大変だと思う。
私が怪我をした時に、伯母と親友から「アンタいつも動き回りすぎだから、ここらで休みなさいというお達しだったんじゃないの?」と笑われた。ただの骨折だったし、夏休みに子供と遊んでいて怪我をしたので、元気になってから笑い話になった。
いつもひとりで何でもできると信じているノエミが、かなり痛い目に遭っている。割れなかった頭で、一応いろんなものごとを考えてくれているだろうか。
冬休みの1週間もあっという間に過ぎようとしている。休みはあと1週間。そのあと学校が再開して1週間。2週間はきっとあっという間だと思う。
先週帰る時に、レントゲン技師を予約して、レントゲンを撮ってから医者のところへ、と言われていた。今日病院の3階にレントゲンを撮りに行くと、ギプスを外してもらってからレントゲンを撮りに来いと言われるので、1階の医者のところに戻った。そうしたら、レントゲンを撮って確認してから、ギプスを外すかどうか決めたいから、まずレントゲンを撮って来いと言われ、まーたエレベーターに乗った。
レントゲンでは、先週ずれて見えた骨は、元に戻っていなかったのだが、先週よりもひどくなっていたわけではないし、たった一週間では治るわけがないので、「ずれたままだけどしかたない」と言われた。ただし、手術するかどうかの心配はなくなった。成長に影響は及ばさないでしょう、とのことで安心した。
その代わりあと2週間ギプスのまま。ノエミは今日外してもらえると思っていたので(期待しちゃだめとは言ったのに)あと2週間と言われて、ショックを受けていた。
すでにギプスの中が痒い。なんだか臭い。手首の所が当って、すれて来ている。
来週の水曜日は矯正歯科医の所。
再来週はまた病院で検査。
結局冬休みは台無しだった。
でも、私としては、手術しなくていいと言われたし、本格的な固いギプスをはめられなかったので、軽かったのだと思ってほっとしている。まだ「アンタはドジだから」で笑い飛ばせる範囲内だ。頭を打っていたり、顔がぐちゃぐちゃに潰れたりしたら、もっとたいへんだったと思うし、一生車いすとか、目に見えない内臓が悪いとかだったら、家族みんな大変だと思う。
私が怪我をした時に、伯母と親友から「アンタいつも動き回りすぎだから、ここらで休みなさいというお達しだったんじゃないの?」と笑われた。ただの骨折だったし、夏休みに子供と遊んでいて怪我をしたので、元気になってから笑い話になった。
いつもひとりで何でもできると信じているノエミが、かなり痛い目に遭っている。割れなかった頭で、一応いろんなものごとを考えてくれているだろうか。
冬休みの1週間もあっという間に過ぎようとしている。休みはあと1週間。そのあと学校が再開して1週間。2週間はきっとあっという間だと思う。
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